「Kaki Pi」ブランド名変更
2024-03-15 13:00:02
ユリ電気商会、エッジAI搭載コンピュータ「Kaki Pi」のブランド名を「Kakip」に変更
ユリ電気商会、「Kaki Pi」から「Kakip」へブランド名変更
株式会社ユリ電気商会は、開発中のエッジAI搭載シングルボードコンピュータ「Kaki Pi」のブランド名を「Kakip」に変更すると発表しました。この変更は、製品発表後、多くのメディアやSNSで話題になったことを受けて行われたものです。
発表後、予想を上回る注目を集めた「Kaki Pi」。しかし、その名称が他社製品と混同される可能性や、将来的な販売、企業ユーザーへの採用に影響を与える可能性があるという懸念から、ブランド名変更の決断に至ったとのことです。
ユリ電気商会は、この製品に「強力なエッジAI処理やリアルタイム制御を、ロボットをはじめとする様々なアプリケーションに組み込み、未来社会に貢献したい」という強い想いを込めていると説明しています。そのため、まずは多くのエンジニアに気軽に使用してもらえる小型のシングルボードコンピュータとして開発を進め、将来的にはより高度な処理ボードへと展開していく計画です。
ブランド名の変更は、この将来的なビジョンを実現するための重要なステップだと同社は考えています。徹底的な法的調査を経て、「Kakip」という名称に決定したとのこと。この新しいブランド名は、長く愛される製品を目指し、社名と製品の将来を担う重要な要素となります。
ブランド名変更に伴い、ロゴ、製品ウェブサイトのURL、SNSアカウント名なども変更されました。新ウェブサイトはhttps://www.kakip.ai、X(旧Twitter)公式アカウントは@kakip_ydsとなっています。
ユリ電気商会は、報道関係者、協力企業、そしてSNSなどで話題にしてくれたユーザーへ、今回の変更による混乱を謝罪するとともに、理解と今後のKakipへの支援を呼びかけています。
「Kakip」への期待
「Kakip」は、単なるコンピュータではなく、未来社会を創造する可能性を秘めた製品です。小型で扱いやすい点を活かし、幅広い用途での活用が期待されます。ロボット開発はもちろん、IoT機器や組み込みシステムなど、様々な分野で革新的な技術開発を後押しする存在となるでしょう。
また、ユリ電気商会は、今後「Kakip」シリーズを展開していく予定とのこと。より高度な処理能力を持つ製品が登場する可能性も高く、今後の展開が非常に楽しみです。
今回のブランド名変更は、製品の将来性を考慮した戦略的な判断と言えます。新しいブランド名「Kakip」を背負い、ユリ電気商会は、エッジAI技術の普及と未来社会への貢献を目指していくことでしょう。
今後の展望
「Kakip」の今後の展開は、エッジAI技術の進化と密接に関係しています。AI技術の進歩に伴い、Kakipも進化を続け、より高度な処理能力や機能を提供していくことが予想されます。
また、ユリ電気商会は、開発者コミュニティとの連携を強化し、オープンソースソフトウェアの活用などを通じて、Kakipのエコシステムを構築していく可能性もあります。これにより、Kakipは単なるハードウェア製品ではなく、多くの開発者によって支えられ、進化を続けるプラットフォームへと成長していくことが期待されます。
「Kakip」は、単なる製品ではなく、未来社会を創造する可能性を秘めた、大きな一歩となるでしょう。
会社情報
- 会社名
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株式会社ユリ電気商会
- 住所
- 大阪府大阪市北区西天満1-2-5大阪JAビル 13階
- 電話番号
-
06-6809-2280