緑茶の香りを楽しむ新スピリッツのご紹介
2024年8月20日、祇園 北川半兵衞と新蒸留研究所が共同で開発したスピリッツ「No.3 緑茶の香気抽出に関する研究」が遂に初披露されます。この新たなスピリッツは、緑茶の魅力を凝縮した逸品で、製茶の歴史と科学的なアプローチが融合しています。
プロジェクトの背景
今回の開発は、富山県の前田薬品工業株式会社が手掛ける新蒸留研究所の一環であり、彼らのコンセプト「分ける、分かる、分かちあう。」を基にしています。新蒸留研究所は、香りの探求と可視化に取り組み、アロマオイルやクラフトジンの開発を行ってきました。今、彼らは新たなステージに進化を遂げようとしています。
渋みと甘みのバランス
緑茶の魅力は何と言ってもその風味、特に渋みと甘みのバランスです。煎茶はお湯で抽出すれば、その風味を最大限に引き出すことができますが、茶葉をアルコールで抽出することでも、同様の風味を実現できます。しかし、抽出には注意が必要で、茶葉に含まれている有機物が時間と共に変質し、茶色に変わることもあります。
抽出方法に挑戦
そこで、祇園 北川半兵衞と新蒸留研究所は、茶葉から香気成分を蒸留する方法によって、煎茶の風味に近く、長期間印象が変わりにくいスピリッツの製造に挑戦しました。茶葉の品種によって持つ香気成分は異なり、また、抽出条件も香りのバランスに影響を与えます。この複雑なプロセスを几帳面に繰り返し、ようやく「No.3 緑茶の香気抽出に関する研究」へと辿り着きました。
コラボレーションの力
このスピリッツの開発は、老舗茶問屋である祇園 北川半兵衞の茶葉調達力と審美眼、新蒸留研究所の科学的考察がもたらしたコラボレーションの結果です。両者の知識と経験が融合し、茶の歴史と文化を科学的に再構築した成果が、今回のスピリッツに表現されています。
商品情報
「No.3 緑茶の香気抽出に関する研究」の内容量は500mL、アルコール分は40%です。小売価格は3,960円(税込)で、2024年8月20日に発売開始となります。購入を希望される方は、公式の連絡先や新蒸留研究所のウェブサイトからチェックすることが可能です。
詳細なお問い合わせは、下記の連絡先にてご確認ください。
魅力あふれる緑茶のスピリッツをぜひ楽しんでください。