スジテクのAI事業
2018-05-17 08:30:02
元東大生モデルが手掛けるスジテクの最先端AI事業とは
概要
スジテクは、ユニークなバックグラウンドを持つ創業者、Yan Suji氏によって設立されたベンチャー企業です。彼は、元々アメリカのイリノイ大学アーバナ・シャンペーン校で情報工学を学んでいましたが、東京大学への留学中に起業の夢を持ち、卒業を待たずにスジテクを立ち上げました。企業は、創業からわずか1年足らずで投資家から100万ドル(約1億円)の資金を調達し、急成長を遂げています。
創業者の多彩な顔
Yan Suji氏は、経営者としての顔だけでなく、プロのモデルやフリージャーナリストとしても活躍しています。加えて、彼はNVIDIA出資の自動運転システム開発企業でエンジニアとしてのキャリアも築き、多岐にわたるスキルセットを持つ異色の人物です。彼のスタイルは「ジェンダー・ニュートラル」をテーマにしており、その独自の表現がメディアにも取り上げられています。
スジテクの事業内容
スジテクの主な柱はアプリケーション開発です。特に、SNS共有アプリ「NEKOME」は、ファンとアイドルをつなぐ新しいプラットフォームを提供しています。このアプリでは、ファンがアイドルに向けて公開メッセージを送り、アイドルがショート動画を通じて返事をすることができます。これにより、ファンコミュニティが活性化し、リアルタイムの交流が可能になっています。
また、同社は自然言語処理技術を用いた音声合成システムの研究開発にも注力しています。アニメキャラクターを自動で生成する技術や、2D・3Dアニメキャラと音声を統合するレンダリングシステムの開発が進行中であり、今後の展望が期待されています。
国際的な展開
スジテクは国内外での活動にも力を入れています。2017年には、アメリカで行われたグローバル・マシン・インテリジェンス・サミットにゲストとして登壇し、アニメ産業におけるAIの活用方法について講演しました。さらに、同社はNTTや楽天、Microsoft JAPANと協力するなど、国際的なネットワークを築いています。
今後の可能性
近年ではブロックチェーン技術にも関心を寄せ、関連するプロジェクトも視野に入れています。さらに、東京にて新たな事業の発表イベントも計画しており、これにより中国と日本の橋渡しを行う子燕国際文化センターの支援も受けています。
スジテクの今後の動きにも注目が集まる中、AI技術とクリエイティブ産業の融合がもたらす新たな可能性を期待したいと思います。
会社情報
- 会社名
-
株式会社子燕国際文化センター
- 住所
- 東京都新宿区西新宿7丁目5-20-701
- 電話番号
-
03-5358-9655