留学生の参拝ツアー
2025-05-29 10:51:28

東本願寺を舞台にした留学生向け参拝ツアーが実施されます

留学生向け「東本願寺参拝ツアー」の開催



京都市にある大谷大学は、2025年6月7日にヴァージニア工科大学の外国人留学生を対象とした「東本願寺参拝ツアー」を開催します。このツアーは、大学の設立母体である真宗大谷派(東本願寺)の協力の下、英語で行われる特別な交流プログラムです。

プログラムの背景



この取り組みは、2025年度の学長裁量経費に基づく教育改革事業として採択され、国際学部の授業「English Workshop & Camp」に参加するアメリカの留学生たちに、日本の文化をより深く理解してもらうことを目的としています。また、東本願寺の職員から事前に講義を受けた学生たちは、浄土真宗の教えや東本願寺の歴史を学び、基づいて英語のツアー原稿を作成します。

自文化の理解を深める取り組み



大谷大学におけるこの参拝ツアーは、学生たちに日本の文化を外国語で発信する機会を提供します。自文化を見つめ直しつつ、相手の文化を尊重する異文化コミュニケーションを促進することで、より深い学びが得られることを期待しています。学生たちは、参拝の案内を通じて、自己の文化を理解し、他文化と対話できる力を養うことを目指しています。

キャリアデザインとの関連



この取組は、単なる文化体験に留まらず、学生のキャリア形成にも寄与します。英語力を高め、自らの文化を発信する力を伸ばすことにより、将来的には国際的な職業に向けたキャリアデザインが促されます。また、大谷大学では、語学学習に関連したアクティブ・ラーニングを重視しており、実践を通じて学びを深める機会を提供しています。

参拝ツアーの詳細



  • - 実施日: 2024年6月7日(土) 15:30~16:30(15:10~報道受付)
  • - 開催場所: 東本願寺 参拝接待所前(京都市下京区烏丸通七条上る)
  • - 参加学生: 大谷大学からの学生33名、ヴァージニア工科大学からの留学生18名
  • - 内容: 東本願寺に関する参拝および施設の案内

大谷大学の取り組み



大谷大学は、1665年に創設された東本願寺の学寮を起源とし、仏教の教えに基づいて教育を行っています。近年では、国際的な視野を持った人材を育成するためのさまざまなプログラムを展開しており、京都の地域社会とのつながりを重視した教育を行っています。特に、留学生と地元学生の交流を通じて、さまざまな文化の理解を深める取り組みが進められています。

この参拝ツアーは、異文化交流を促進し、国際理解を深める大切な役割を果たしています。学生たちが自らの文化を誇りに思い、他者とコミュニケーションする力を身につけていくことは、グローバル社会において必要不可欠なスキルです。

大谷大学の取り組みを通じて、留学生たちは日本の文化とのふれあいを楽しみながら、異文化理解を深める貴重な経験を得ることでしょう。


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会社情報

会社名
学校法人真宗大谷学園 大谷大学
住所
京都府京都市北区小山上総町
電話番号

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