地域プロデュース企業ILPに追加出資、ローカルビジネスの新時代へ
株式会社インターローカルパートナーズ(ILP)が、キリンホールディングス株式会社、自然電力株式会社、株式会社LIFULL、東邦レオ株式会社の4社からの追加出資を受け、新たな成長ステージへと進むことが決定しました。地域プロデュースの必要性が高まる中、ILPの存在が地域ビジネスの発展に寄与することが期待されています。
ILPは2019年に設立され、地域プレーヤーの育成を目的とした活動を行ってきました。その中で、地域のニーズを的確に捉えた事業展開が求められています。特に、地域課題への取り組みや新たなビジネスモデルの構築が不可欠であり、この度の追加出資によって、様々なシナジーの創出が期待されています。
シナジー効果の展望
追加出資を受けて、以下の4つのシナジーが新たに生まれる見込みです。
1.
ILP×キリン:地域クラフトビール事業
ILPは、キリンのCSV(Creating Shared Value)事業と連携し、地域密着型のクラフトビール事業を展開します。これにより、地域コミュニティとの繋がりを強化し、地域特産品としての価値を高めることが可能になります。
2.
ILP×自然電力:地域電力事業
自然電力との協力により、地域における電力供給の新しい形を模索します。地域インフラの整備はもちろん、地域還元事業への取り組みも視野に入れて、持続可能な地域形成を目指します。
3.
ILP×LIFULL:空き家再生事業
LIFULLとの連携により、全国の空き家再生をテーマにした事業を進めていきます。ハード整備に留まらず、地域コミュニティの創出や情報発信といった多角的なアプローチを行い、地域課題の解決に貢献します。
4.
ILP×東邦レオ:コミュニティグリーン事業
東邦レオとの共同取り組みにより、地域の公共空間を活用したグリーンインフラの構築を図ります。《Park-PFI》プロジェクトを通じて、洗練された居住空間を提供し、地域活性化に寄与することを目指します。
ILPの強みと目指す方向性
ILPは、各地域との信頼とネットワークを基に、地域再生事業や地域プロデュースに関わるプロジェクトを展開しています。現在、地域において必要とされる人材の育成にも力を入れており、地域に根ざした実践的な知識やスキルを持ったプロデューサーを育てています。また、今回の出資を通じて、新たなローカルパートナーの参画が促進され、これまでにないビジネスチャンスが生まれます。
この追加出資による新たな取り組みは、地域社会にとっても大きな意義を持つものです。地域課題の解決策を模索する中で、ILPの活動が地域振興の一助となることを期待する声も多く寄せられています。今後の展開から目が離せません。
会社概要
- 所在地:東京都港区六本木6-6-15
- 代表者:取締役CEO 山本桂司
- 設立日:2019年2月1日
- 主な事業内容:地域ビジネスのプロデュース及び地域プレーヤーの育成
- 資本金:49,599千円
ILPは、地域の未来を切り拓く力を持つ、挑戦的な企業です。これからの活動に注目が集まります。