親子で学ぶ、モンテッソーリ教育とハーバード理論の融合とは

新刊紹介：モンテッソーリ教育×ハーバード式子どもの心が見える本

2025年8月28日、株式会社Gakkenから新たに登場した『モンテッソーリ教育×ハーバード式子どもの心が見える本』は、40年以上の幼児教育の知見を持つ著者、伊藤美佳と彼女の娘、まなえによって書かれた一冊です。子育て中の親たちが日々悩む「なぜ子どもはこんな行動をするのか？」という疑問に、モンテッソーリ教育とハーバード大学の理論を組み合わせたオリジナルメソッドで答えてくれます。

親子の悩みを紐解く

子育ての中で感じるイライラやストレスは、多くの親が共感するものです。特に、子どもの小さな「いたずら」や「癇癪」に悩む親は少なくありません。本書は、そんな日常の中で感じる意義や喜びを再発見するための手助けを提供します。

著者は、「なぜ子どもがそう行動するのか？」という視点から、子どもの心の中を理解するための具体的なアプローチを紹介。たとえば、Chapter1では「困った行動」を掘り下げ、子どもが本当に求めていることや感じている感情を解説しています。イラストを交えた説明が特徴で、視覚的に理解しやすい内容です。

ママ・パパの感情理解

さらに、親自身の感情についても触れており、子育てによるストレスを軽減するためのセルフワークを提案しています。自己理解を深めることで、子どもに対するイライラの原因を解明し、より良い関係性を築く手助けをします。

Chapter3では、親が過去の体験を振り返り、どのような感情が今の自分に影響を与えているのかを見つめ直すことが求められます。自分自身の育った環境や子ども時代を振り返ることで、現在の育児スタイルがなぜそうなっているのかを理解できます。