脳性まひへの理解を深める「Warm Green Day」
10月6日は世界中で「世界脳性まひの日」として知られており、その取り組みの一つとして「Warm Green Day」が2019年から始まりました。この日は、「あたたかなみどりの⽇」と名付けられ、脳性まひの方々への理解を深めることを目的に、さまざまなイベントや活動が展開されています。
今年のイベントの魅力
今年も「Warm Green Day ×「あなた様はNANIMONO!?」」と題したトークイベントが東京都港区で開催されます。俳優の東ちづるさんが代表を務める一般社団法人「Get in touch」が主催し、自称“ただのゲイ”のインフルエンサー、カマたくさんをゲストに迎え、リアルな対面と生配信の両方で行われるこのイベントは、既存メディアではなかなか扱われないテーマを鋭く深掘りします。
会場参加者には質問コーナーも設けられ、観客が直接参加できる機会を提供しています。イベントの詳細は以下の通りです:
- - 日時:10月6日(月)18時~19時(開場17時半)
- - 場所:東京都港区西麻布3-5-5 dōTERRA Japanビル B1ホール
- - チケット:会場参加=1,000円(缶バッジ付き)、高校生以下=無料
プロモーション動画の公開
脳性まひの多様性を知ってもらうため、プロモーション動画も公開中です。車椅子を使用するロックボーカリストの奥野敦士さんが作詞・作曲し、アーティストRobbieが歌う楽曲『GET THE GLORY!』に合わせて、多様な脳性麻痺の人々が出演する内容となっています。この動画は「世界脳性まひの日~Warm Green Day~」の取り組みをより多くの人に知ってもらうための重要な媒体として位置づけられています。
プロモーション動画はここから視聴できます
グリーンの灯りでの周知活動
また、10月6日には東京タワーやフジテレビ、東京都庁などの名所がグリーンにライトアップされる予定です。この日を祝し、グリーンの光が夜空に広がり、社会全体で脳性まひについて考える機会を提供します。
観覧者にはぜひ、会場周辺で見かけたライトアップされた風景をSNSで共有してほしいですね。特設サイトのフォトシュシュを利用して、グリーンの写真やアート作品の投稿も募集中です。
Get in touchの理念
「Get in touch」は、2011年に活動をスタートし、2012年に法人化されました。俳優の東ちづるさんが設立し、障害やマイノリティの方々が抱える課題や魅力をアートやエンターテインメントを通じて伝えることを目指しています。その活動は多岐にわたり、例えば「まぜこぜの社会」を実現するためのライブイベントや映画製作、アート展などを行っています。
この活動は「まぜこぜの社会」の実現を目指し、多様性を尊重することをテーマにしています。
まとめ
「Warm Green Day」は、脳性まひに関する理解を促進するための大切な取り組みです。個々が持つ多様な背景を尊重しつつ、誰も除外しない社会の実現を目指して、これからも活動が続けられることを期待しています。参加者の皆さんも、自分たちの思いを発信するために、ぜひ「Warm Green Day」に関わってみてください!