2025年大阪万博に向けた建築学生ワークショップの成果
2025年開催予定の大阪・関西万博に向け、全国の建築学生たちが「リユース、リサイクルを前提とし、ゴミを出さない建築」というテーマで、革新的な作品を制作しました。このワークショップは、若手建築家たちの創造力を引き出すことを目指したもので、今後の持続可能な社会に役立つ概念を具現化します。
開催概要とイベント情報
2025年9月14日(日)、大阪市住之江区に位置するアジア太平洋トレードセンター(ATC)にて、作品「フォリー」の公開プレゼンテーションが行われます。このイベントは、建築学生たちが創り出した10体の作品を実際に見ることができる貴重な機会です。以下は、イベントに関する詳細です。
- - 開催日: 2025年9月14日(日)
- - 時間: 9:20~19:00(受付は8:30から)
- - 場所: ATC(アジア太平洋トレードセンター)ITM棟6階PORT, 大阪市住之江区南港北2-1-10
- - 参加費: 無料
- - 定員: 400名(事前申込制で、当日会場にて先着順で座席選択)
- - 申込方法: 「建築学生ワークショップ」で検索し、公式ウェブサイトからお申し込みください。
このイベントには、大阪府の吉村知事も来場し、万博を牽引するプロデューサーたちが参加者の作品を講評する予定です。
ワークショップの目的と製作内容
本ワークショップのテーマ、「想いをかたちにし、〇〇の未来を切り拓く」とは、若者たちが環境問題に対して積極的に取り組む姿勢を育むことを目的としています。学生たちは、万博会場から出る廃材やリサイクル素材を使用し、実際に体験できる空間を創造するために、フォリーと呼ばれる建築物を制作しました。これは単なる制作活動ではなく、環境問題に対する創造性と実践力を高める貴重な機会となります。
完成された10体のフォリーは、公開プレゼンテーション当日のみATCの屋内外で展示される予定です。若き建築家たちによる挑戦を通じて、サステナブルな建築の可能性をぜひ体感してください。
参加予定の講評者たち
このプレゼンテーションには、万博に関わるさまざまな専門家や建築家が参加し、学生たちの作品に対して講評を行います。具体的には、以下のような専門家が参加します。
- - 石川 勝(万博会場プロデューサー)
- - 藤本 壮介(建築家)
- - 忽那 裕樹(ランドスケープデザイナー)
- - 中島 さち子(音楽家・STEM教育家)
その他にも、著名な建築史家や美術評論家が集結し、若手の作品を評価します。これにより、より多様な視点からのフィードバックが得られ、学生たちにとって成長の場となるでしょう。
若者たちが創り出すいのち輝く未来社会のデザイン、その実現に向けた第一歩を一緒に見届けましょう!