ゲットワークスが新潟県で液冷GPUサーバーの運用を開始！

ゲットワークス、新潟県に液冷GPUサーバーを導入

株式会社ゲットワークスは、新潟県の湯沢町にあるデータセンター「湯沢GXデータセンター」にて、初めてSupermicro製の液冷クーリングタワーを導入しました。この革新的なシステムは、現在進化を続けるAI技術と次世代のGPUに対応できる環境を整えるための重要なステップです。

企業背景とデータセンターの必要性

最新のAI技術の進展に伴い、GPUの性能向上が期待されます。しかし、そのパフォーマンスを最大限に引き出すためには、適切な冷却環境が欠かせません。従来の空冷では熱処理が難しい状況にあり、特に水冷サーバーを稼働させるための整備が急務となっています。

国内のデータセンター環境は、この点で依然として後れを取っており、国内企業にとってただのサーバーを運用するだけでは十分ではなく、競争力を維持するためには液冷対応が必須です。

実績と導入効果

ゲットワークスは、今回の導入にあたり、Supermicro社のエンジニアチームと緊密に協力しました。厳しい冬の労働条件の中、設置や調整作業を完了させ、2025年1月には本稼働を開始することができました。新たに導入した液冷ソリューションは、Supermicro製の液冷GPUサーバーやCDU、さらにシュナイダーエレクトリック製の水冷式局所冷却空調機と組み合わせ、国内でも最高水準の稼働環境を実現しています。

社会への貢献

ゲットワークスは、今回の成果を通じて、液冷システムに対する理解を広め、多くの企業と連携することを目指しています。また、AIシステムの導入を悩む企業への支援を行い、データセンター業界全体の発展に寄与していく考えです。

会社概要

株式会社ゲットワークスは、埼玉県さいたま市に本社を置き、2002年に設立されました。コンテナ型データセンターを利用し、多様な実証実験を行いながら技術を駆使した省エネや再生可能エネルギーの活用に注力しています。2024年内には、合計285台のデータセンター構築を達成する見込みです。
さらに、株式会社GXテクノロジーと連携することで、再生可能エネルギーの使用を促進しています。

これからも、ゲットワークスは新テクノロジーの導入を通じて、国内のデータセンター市場に革命をもたらしていくでしょう。