ユニフォームが企業の信頼感を左右する他、ブランド戦略にも影響大

ユニフォームが企業イメージと顧客の信頼感を左右する重要な要素

株式会社オンワードコーポレートデザインが実施した調査によると、企業のユニフォームがその企業のイメージに与える影響は非常に大きいことが明らかになりました。調査には554名の20歳以上の男女が参加し、その結果からユニフォームのデザインや機能が企業のブランディングに重要な役割を果たすことが浮き彫りになりました。

調査結果の概要

まず、調査に参加した87%の人々が「企業のユニフォームが、その企業のイメージに影響を与える」と答えています。これは「非常に影響を与える」と「ある程度影響を与える」に分類され、特に「非常に影響を与える」が22.2%、続いて「ある程度影響を与える」が64.8%を占めました。これにより、ユニフォームが企業イメージに与える重要性が確認されました。

ユニフォームの印象に関する質問では、「ブランドカラーの活用（42.7%）」、「清潔感（39.2%）」、「デザインの独自性（36.4%）」が印象に残る要素として挙げられました。特に清潔感や衛生的な印象を保ちながらブランドの個性を表現することが重要であるという意見が多数を占めました。

ブランディングと経営理念の伝達

また、72.6%の回答者は「ユニフォームが企業の経営理念やビジョンを伝える上で重要」と答えました。「非常に重要だと思う」と「ある程度重要だと思う」を合わせると、企業のユニフォームがそのブランドを具現化する役割を担っていることが分かります。ユニフォームは単なる衣服に過ぎないのではなく、企業のメッセージを伝える重要なツールであることが裏付けられたのです。

さらに、ユニフォームから得た好感度は、企業のサービスや商品に対する選択意欲にも影響を与えることが確認されました。「ユニフォームから得た好感度が企業のサービスを選ぶ際に影響するか」という質問に対し、65.3%の人々が「非常に影響する」または「ある程度影響する」と回答しました。これは、企業の印象が直接的に購入行動やサービス利用に結びつくことを示しています。

信頼性が選択の決め手

意外な結果として、商品やサービスを選ぶ際の重視点についての質問では、「商品の品質・性能」よりも「企業の信頼性や安心感」が重視されることが分かりました。この回答は54.2%を占め、信頼性が企業のブランディングにおいて取り組むべき最優先の要素であることを示唆しています。

結論

この調査を通じて、企業のユニフォームが企業イメージや顧客の信頼感に与える影響が明確に示されました。また、企業ブランディングの重要性が再認識され、企業が自身の「独自性」や「価値観」を効果的に伝えるための戦略が求められています。従って、ユニフォーム制作のプロセスにおいて、一貫した企業の姿勢を反映させることは、ブランド形成においても大いに役立ちます。

株式会社オンワードコーポレートデザインの紹介
当社は60年以上にわたりオリジナルユニフォームを提供してきた実績があり、業界及び社会の変化に応じてお客様との対話を通じて最適な支援を行っています。顧客ブランド支援を中心に、法人向けのユニフォームや販売促進活動についてのソリューションを提供してまいります。詳細はこちら。