創業139年の歴史を持つ化粧品メーカー、株式会社桃谷順天館(本社:大阪府大阪市中央区)は、大阪府教育委員会指定のGLHS(グローバル・リーダーズ・ハイスクール)事業の一環として、2024年7月8日に大阪府立高津高等学校の1年生5名を本社で受け入れました。
この取り組みは、高校生に「働くこと」を理解させ、将来のグローバル人材育成に貢献することを目的として、2018年から毎年実施されています。今年で7年目を迎え、ますます充実した内容となっています。
当日は、化粧品の製造工程についての講義、社員とのディスカッション、社内見学など、多岐にわたるプログラムが用意されました。生徒たちは、化粧品の製造工程を詳しく学び、社員との活発な意見交換を通じて、働くことの喜びや厳しさ、社会人としての責任感などを肌で感じることができたようです。
特に印象的だったのは、社員とのディスカッションです。生徒たちは、働く前後での気持ちの変化や、仕事で最も心がけていることなど、様々な質問を投げかけました。社員側も、Z世代の化粧品に対する興味関心について質問するなど、世代を超えた活発な意見交換が行われました。
桃谷順天館は、今後もこのような取り組みを通じて、次世代を担う人材育成に積極的に貢献していく方針です。
大阪府立高津高等学校について
大阪府立高津高等学校は、2008年から文部科学省指定スーパーサイエンスハイスクール(SSH)の指定校となり、さらに2011年には大阪府グローバルリーダーズハイスクール(GLHS)の指定を受け、文理学科を設置しました。
一般的な教科の授業に加え、課題研究や研究発表、教科横断型授業などを実施することで、視野が広く骨太の人材育成を目指しています。
株式会社桃谷順天館について
桃谷順天館グループは、約400年続く薬種業を受け継いだ創業者が、1885年(明治18年)に妻の肌トラブルを解決するために「美顔水」を開発したことが始まりです。以来、139年間にわたり美と健康を追求し続けている化粧品メーカーです。
「人と地球の美しい未来を創る ~For Beauty and Well-being~」をパーパスに掲げ、4社からなるグループ経営を行っています。
永い歴史とともに培った技術力と品質力をさらに進化させ、国内外で包括的に『美』を提供する企業グループを目指し、企業活動を続けています。