新潟市、デジタル時代に合わせた情報発信で市民サービス向上を目指す!
新潟市は、令和6年11月17日号より、従来の紙媒体に加え、デジタル版市報「市報にいがたプラス」の配信を開始しました。これは、市民のメディア利用の変化と、若い世代への情報伝達強化を目的とした取り組みです。
若者へのアプローチと時代のニーズへの対応
近年、新聞などのマスメディアからデジタルメディアへの移行が加速しており、特に若い世代ではその傾向が顕著です。新潟市では、令和4年度の市政世論調査で電子版市報へのニーズが高いことが判明し、その結果を踏まえてデジタル版の開発に踏み切りました。調査では、ニューストピックス形式を希望する声が多数を占めていたことから、アプリはユーザーフレンドリーなデザインと構成になっています。
「市報にいがたプラス」の4つの魅力
「市報にいがたプラス」は、従来の市報記事を厳選し、スマートフォンでの閲覧に最適化されたWebアプリとして提供されます。その魅力は下記の通りです。
1.
快適なスマホ閲覧: スマートフォンでの閲覧に最適化されたデザインで、快適な情報取得を実現します。
2.
厳選された情報: 市報から厳選した特集記事、子育て情報、地域イベント情報などを配信。必要な情報に絞って効率よく確認できます。
3.
簡単な検索機能: 見たい記事や過去のバックナンバーを簡単に検索できます。必要な情報に素早くアクセスできます。
4.
LINE公式アカウントからの配信: 新潟市LINE公式アカウントから毎号配信されるため、見逃す心配がありません。
ターゲットは20~40代
「市報にいがたプラス」は、特に20~40代の若い世代をターゲットに、普段の生活に役立つ情報や、気軽に楽しめるイベント情報を提供することで、市政への関心を高めることを目指しています。
利用方法
「市報にいがたプラス」にアクセスするには、新潟市LINE公式アカウントを登録し、「市報にいがた」のリンクをクリックするだけです。簡単でスムーズなアクセスが可能です。LINE公式アカウントの登録方法は、新潟市のホームページをご確認ください。
新たな情報発信の形
「市報にいがたプラス」は、単なるデジタル版市報にとどまらず、市民と市役所をつなぐ新たなコミュニケーションツールとしての役割も担っています。新潟市は、今後もデジタル技術を活用し、より多くの市民に市政情報を届け、市民参加を促進していくことを目指しています。
この取り組みは、地方自治体のデジタル化推進において、模範となる事例となるかもしれません。市民サービス向上への積極的な姿勢は、他の自治体にとっても参考になるでしょう。
今後の展望
今後、新潟市は「市報にいがたプラス」を通じて、市民からのフィードバックを収集し、アプリの改善やコンテンツの充実を図る予定です。さらに、デジタル技術を活用した新たな情報発信方法の検討も進めていくとのことです。市民参加型の情報発信プラットフォームとして進化を続ける「市報にいがたプラス」から目が離せません。