新型エレベーター登場
2021-04-19 18:53:33

日立が新型エレベーター「アーバンエース HF」を発表 - 安全で快適な移動体験を提供

日立昇降機が新たに発表した「アーバンエース HF」は、約7年ぶりに登場した標準型エレベーターの新モデルです。このエレベーターは、日立の「HUMAN FRIENDLY(HF)」というコンセプトをもとに設計されており、特に安全性、安心感、そして快適さを重視しています。

深澤直人氏が監修したシンプルなデザインは、統一感のある色調や凹凸が少ない乗りかご内部や高い視認性を持つ操作ボタンなど、機能美を追求しています。ユーザーが気持ちよく乗ることができるよう配慮されており、全体的にクリーンで落ち着いた空間を実現していることが特長です。

最新の感染症リスク軽減ソリューション



新しい「アーバンエース HF」には、現代の環境に適した多くの最新機能が搭載されており、感染症リスクを軽減するためのソリューションが揃っています。具体的には、エレベーター内の空気を清浄化する「かご内クリーン運転」、乗車する人の密集を避けるための「密集回避運転」、ボタンに触れずにエレベーターを呼び出すための「非接触登録装置」などが含まれています。

さらに、LINEと連携することで、スマートフォンからエレベーターを呼び出せる「エレトモ」サービスも提供され、利用者の利便性が向上しています。これにより、公共の場でも安心してエレベーターを利用できるようになっています。

災害リスクへの対応



「アーバンエース HF」は、自然災害やその他の危機に対するレジリエンス向上にも対応しています。IoT技術を駆使した「スーパーヘリオスメンテナンス」サービスでは、エレベーターの運行状況を遠隔でモニタリングし、トラブルを早期に察知して予防保全を行うことが可能です。これにより、地震や水害などの緊急時に迅速に対処できるようになります。

また、ビル管理者向けのダッシュボード「BUILLINK」を使えば、各種設備の状況をリアルタイムで確認し、必要な対応策を講じることで、より効率的なビル管理が実現します。

環境への配慮



「アーバンエース HF」の設計においては、環境負荷の低減も考慮されています。工事の効率向上によりCO2排出量が削減される見込みや、耐久性の向上によるロープの廃棄量の低減など、多角的に環境対策が行われています。

深澤直人氏のデザイン哲学



深澤直人氏は、このエレベーターのデザインにおいてシンプル且つ洗練された美しさを追求しました。氏は「アーバンエース HF」が、利用者に心地よい空間を提供し、エレベーター利用の新たな基準になることを期待しています。女性や高齢者を含め、すべての人が快適に利用できる製品とすることで、社会全体の福祉に貢献したいとの意向を示しています。

結論



日立の「アーバンエース HF」は、安全性、快適性、利便性を兼ね備えた次世代のエレベーターとして、市場に新しいスタンダードを築くことが期待されています。これはただのエレベーターにとどまらず、我々の暮らしを豊かにし、未来の移動手段の在り方を変えるポテンシャルを秘めています。

特設Webサイトではさらに詳しい情報が提供されていますので、ぜひチェックしてみてください。

会社情報

会社名
株式会社日立ビルシステム
住所
東京都千代田区神田淡路町二丁目101番地ワテラスタワー
電話番号
03-3295-1211

関連リンク

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