飛鳥Ⅲで大阪の魅力
2025-05-21 15:04:23

大阪が世界に発信、岡本銘木店のアートが新造船飛鳥Ⅲに登場

大阪が世界に誇る、岡本銘木店の新たな挑戦



株式会社岡本銘木店が、大阪の伝統工芸である「大阪欄間」を基にしたアート作品を、郵船クルーズ株式会社の新造船「飛鳥Ⅲ」に採用されることが決まりました。2025年7月20日の就航に向けて、その美術作品は『ASUKAⅢ meets 47都道府県』という特別プロジェクトの一環として、大阪の魅力を伝える役割を担います。

「飛鳥Ⅲ」とは?


「飛鳥Ⅲ」は、日本が誇るラグジュアリー客船として注目を浴びています。34年ぶりの新造船で、全国各地の文化やアートを取り入れることで、乗客に新しい体験を提供します。特にスイートルームの「ミッドシップスイート」では、47都道府県をテーマにした装飾が施され、岡本銘木店の作品は大阪を代表するものとして選ばれました。

アート作品の概要


このアート作品は、美術作家の西舘朋央氏との共同制作によって生み出されます。白色に塗装された欄間が、深みのある緑色と調和し、現代のインテリアにふさわしい新しさと伝統を融合させています。作品の詳細についてはまだ未定ですが、完成までの過程も公開される予定です。

TV取材とCM展開


岡本銘木店では、作品に関連するTV取材とCM撮影が既に進行中です。制作会社である株式会社ジャパンビジョンの手によって、2025年5月12日に収録が行われ、放送は6月中旬から7月下旬にかけて予定されています。内容は、飛鳥Ⅲの内装や地域アートの魅力を紹介するものです。

伝統と現代の融合


「岡本銘木店」は、伝統工芸を守りながらも、その技術を現代的なデザインに応用しています。代表の佐藤朋子氏は、飛鳥Ⅲに選ばれたことに喜びを感じると共に、伝統工芸を世界に広める良い機会になると語っています。このプロジェクトが、若い世代や外国人に日本の伝統工芸の魅力を伝えるきっかけになればと期待を寄せています。

職人たちの情熱


岡本銘木店の職人たちも、自らの技術を誇りに思っています。鳥飼支店の職人たちは、100種類以上の工具を駆使して精緻な欄間を制作します。長い歴史の中で培った技術と創造性を合わせ持つ彼らは、今後も新しいプロジェクトに力を注いでいく意気込みを見せています。

大阪の伝統を世界へ


「大阪欄間」は、17世紀にその歴史が始まった日本の伝統美の一つです。精緻な彫刻と独自のデザインが特徴で、岡本銘木店はその技術を受け継ぎながら新たな価値を創出しています。このプロジェクトを通じて、彼らは大阪の魅力を国内外に広めることを目指しています。

今後の展望


岡本銘木店は、地域資源とアートを掛け合わせた新しい取り組みを続けていく方針です。伝統工芸の継承とともに、クリエイティブな表現方法を模索していくことで、さらなる発展を目指しています。

まとめ


2025年に就航する「飛鳥Ⅲ」は、岡本銘木店の伝統技術と現代アートの融合を通じて、大阪の魅力を世界に発信します。アート作品を通じて多くの人々が日本の伝統文化と出会うことを期待しています。


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会社情報

会社名
株式会社岡本銘木店
住所
大阪府吹田市岸部北5丁目32番1号
電話番号
06-6388-3411

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