Civic Forceと山陽パーツ
2025-01-25 00:18:19

公益社団法人Civic Forceと山陽パーツ、災害支援トレーラーを引き渡し

公益社団法人Civic Force(シビックフォース)は、1月24日に佐賀県鳥栖市で株式会社山陽パーツとの連携を強化し、災害支援用トレーラーの引渡式を行いました。このイベントは、災害時における支援の質を向上させるための重要なステップとなることが期待されています。

Civic Forceは、東京都渋谷区に本部を置く公益社団法人で、災害支援を専門とする団体です。一方、山陽パーツは山口県周南市に位置し、自動車部品や電装品の販売を行っています。両者の代表が集まり、災害支援のためのトレーラー引渡し契約書を交わしました。引渡式では、Civic Forceの根木佳織代表理事がトレーラーの活用事例と山陽パーツとの協力の背景を説明しました。

根木代表理事は、災害時にこのトレーラーを効果的に運用するための準備がいかに重要かを強調しました。「災害時にトレーラーを被災地に送ることは容易ではありません。平常時からのメンテナンスや準備、そして実際に災害が発生した際には迅速に牽引して被災地に届ける必要があります。これらには多くの労力とコストがかかりますが、山陽パーツの支援があれば、より迅速に対応できるでしょう」と語りました。

これまでCivic Forceは2011年の東日本大震災を皮切りに、多数の災害支援活動を行ってきました。特に、熊本地震やCOVID-19のパンデミック期間においても、トレーラーを活用し、被災者や医療従事者に貸与してきました。この経験を通じて、ボランティアや支援関係者の宿泊や事務所スペースとして、柔軟に対応しています。

また、山陽パーツの坂井圭二代表取締役も、社会貢献への意識を高めることが今後の課題であると述べました。「山口県は災害が比較的少ない地域ですが、根木さんの講義を聞いて以来、企業として何か貢献できないかと考えてきました。今回のトレーラーの活用が、私たちの社会貢献活動への第一歩になることを願っていますと語りました。

トレーラー「フェント・キャラバン」は、全長約7メートルで、キッチンスペースや冷蔵庫、ベッドなどを備えた移動可能な居住空間です。最大で4~5人が生活できる設計となっており、耐用年数は約20年です。災害時には、避難者や支援者、医療従事者のための宿泊や休憩スペースとして利用される予定です。

Civic Forceと山陽パーツの連携は、災害支援における新たな可能性を示すものであり、他の企業や団体にも影響を与えることでしょう。これからも両団体の活動から目が離せません。


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会社情報

会社名
公益社団法人Civic Force
住所
東京都渋谷区富ヶ谷2-41-12 富ヶ谷小川ビル2階
電話番号
03-5790-9366

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