DataLabsのModelyがIT導入補助金制度に採択
DataLabs株式会社は、東京都中央区に本社を構えるスタートアップ企業で、「3次元データで建設業を変革する」というミッションのもと、様々な建設業務を効率化するシステムを提供しています。このたび、同社が開発した3D配筋検査システム「Modely」が、2025年度のIT導入補助金制度において補助対象となることが決定しました。
3D配筋検査システム「Modely」について
「Modely」は、点群データを使用して鉄筋の検査を行う革新的なシステムです。ユーザーはLiDAR機能搭載のiPadなどを使用して鉄筋をスキャンし、そのデータをModelyにアップロードするだけで、鉄筋を自動的に検出・モデル化できます。さらに、モデルに基づいて鉄筋本数や間隔を計測し、必要な帳票も自動で生成されます。この機能によって、施工管理が大幅にスピードアップし、効率的に業務を進めることが可能になります。
また、「Modely」では、かぶり厚や重ね継手長などの細かな計測にも対応。取得したデータはクラウド上でリアルタイムに施工者と発注者間で共有できるため、遠隔での確認や合意形成が容易です。さらに、Modelyは国土交通省の新技術情報提供システム(NETIS)にも登録されており、「有用な新技術」として広く活用されています。
IT導入補助金制度の流れ
この認定により、中小企業や小規模事業者は「Modely」を導入する際に、最大150万円の補助金を受け取ることができるようになります。補助率は、経費の一部として1/2または2/3に設定されています。このように経済的なサポートが得られることで、建設業界へのIT導入が進むことが期待されています。
DataLabsでは、補助金申請サポート体制を整えており、行政書士などの専門家と連携し、申請手続きにおける書類作成や提出において丁寧なサポートを提供しています。補助金の交付には一定の審査が必要であり、一部機能は現在においてITツール登録申請中であることにも注意が必要です。
IT導入補助金とは
IT導入補助金制度は、国内の中小企業や小規模事業者の生産性向上を目的に、IT導入にかかる費用の一部を国が補助する制度です。対象となるソフトウェアやサービスは多岐にわたり、特に業務効率の改善や法制度対応を進める上で重要な役割を果たしています。中小企業がITを取り入れることで、働き方の改革や競争力の強化が図られることが期待されています。詳細は公式サイトで確認できます。
IT導入補助金 2025公式サイト
会社概要
DataLabs株式会社は、2020年7月に設立された企業です。所在地は東京都中央区日本橋小舟町8-6で、田尻大介が代表を務めています。今後も建設業界のさらなる発展を目指し、新しい技術の提供に努めていくとのことです。
お問い合わせ
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