Polymaker新フィラメント
2025-10-30 18:33:08

静電気放電対応!Polymakerの新PETGフィラメントが日本上陸

Polymaker社製新フィラメントが日本上陸



2025年10月30日、株式会社サンステラが日本で新たに静電気放電(ESD)に対応した3Dプリンターフィラメント「Fiberon™ PETG-ESD」を発売しました。Polymakerブランドにおけるリブランディング品で、その組成自体は変更ないものの、従来のPolyMax™ PETG-ESDから名称が変更されました。

ESDとは何か?


ESDは“Electro-Static Discharge”の略であり、日本語では「静電気放電」を指します。この現象は特に半導体デバイスにとって重大なリスクであり、特に大規模集積回路において被害が多く見られます。これにより、様々な電子部品の故障原因の55%が静電気によるものとされています。静電気から電子機器を守るための工具や治具をESD材料で作ることで、故障リスクを軽減し、生産効率を高めることができます。

Fiberon™ PETG-ESDフィラメントの特徴


このフィラメントは、通常のPETGフィラメントに比べて靭性が高く、静電気放電に対する保護機能を有するため、特に電子機器の制作や修理に最適です。さらに、開放機でも印刷できるため使い勝手が良く、強度が求められる部位にも安心して使用できます。

製品スペック


  • - カラー: 1色
  • - フィラメント径: 1.75 mm(±0.05 mm)
  • - 重量: 0.5kg
  • - 推奨プリント温度: 250–290 °C
  • - 推奨速度: 30–300mm/s
  • - 推奨ベッド温度: 70˚C–80˚C
  • - スプール直径: 200±1mm
  • - スプール幅: 65.6±2mm
  • - スプール重量: 140±7g

このフィラメントは特に、80℃までの耐熱性や優れた層間接着性を持ち、安定した造形が可能です。これにより、複雑な造形もスムーズに行えます。

Fiberon™シリーズについて


Fiberon™シリーズは高強度・高剛性・耐熱性・寸法安定性を兼ね備えたエンジニアリング用途に適したフィラメントのラインアップです。Polymakerは今後、「PolyLite™」「PolyMide™」「Polysonic™」などのシリーズと共に、このFiberon™シリーズも展開していく予定です。特に、Bambu Lab製3Dプリンター用のスライスソフトに最適化された印刷設定があらかじめ搭載されているため、初心者でも簡単に高品質な印刷が楽しめます。

Polymaker社の信頼性


Polymakerは3Dプリンター業界において、年間500万巻以上の出荷実績を誇ります。厳格な品質管理体制が整っており、使用者からの信頼も厚いです。また、Jam-Free™ Technologyにより長時間の連続造形でも安定性を保ち、耐熱性に優れた素材開発も行っています。これにより、ユーザーは安心して3Dプリンターを使用することができます。

株式会社サンステラの役割


株式会社サンステラは、日本における3Dプリンター関連の製品を専門に輸入・販売する企業で、過去10年以上にわたって多くの成功を収めています。国内外メーカーの正規代理店として、ユーザーにワンストップで安心の3Dプリンティング環境を提供し続けています。今後も、Polymaker製品を通じてより良い造形体験を届けることを約束しています。

この新たな「Fiberon™ PETG-ESDフィラメント」は、業界のニーズに応え、電子機器保護の強力なパートナーとなることでしょう。ぜひ、サンステラ3DモールやPolymakerストアでチェックしてみてください。



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会社情報

会社名
株式会社サンステラ
住所
東京都豊島区東池袋5-7-3東池袋5丁目ビル6F
電話番号
050-1570-7629

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