テラスカイ、鹿児島に新たなサテライトオフィスを開設

株式会社テラスカイ（本社：東京都中央区、代表取締役CEO：佐藤秀哉）は、2025年8月6日に鹿児島市にサテライトオフィスを開設することを発表しました。この新オフィスは、国内で4拠点目となり、全国各地で優れたIT人材を確保し、育成するという成長戦略の一環として位置づけられています。これにより、鹿児島のIT環境を向上させる新たな波をもたらすことを目指しています。

テラスカイは、2017年から展開を始めたサテライトオフィスをすでに新潟、北海道、福井と立ち上げており、各地域での雇用創出に寄与してきました。今回の鹿児島オフィスでは、2030年までに30名の雇用を目指しており、すでに地元から1名、新卒予定者が2名が決定しているとのことです。これにより、地域の雇用を促進し、将来的にはさらなる人材育成を行う計画です。

地域への貢献とIT人材の育成

鹿児島県では、ICT産業の振興が重要な課題になっています。テラスカイは地元の大学や専門学校と連携し、社員が直接出向いてITに関する授業を行い、次世代のIT人材を育成する取り組みを進めています。このような地域密着型の活動は、地元の若者にとって大変心強い支援となるでしょう。

鹿児島市長の下鶴隆央様は、「テラスカイが新たな拠点を設けることは地域にとって大きなプラスであり、ICT人材の育成を通じて地域と共に成長されることを期待しています」とコメントしました。また、鹿児島県商工労働水産部長の北村貴志様も、「新設オフィスの立ち上げがICT産業の活性化や雇用創出に貢献するものと期待しています」と述べています。

新オフィスの特徴

鹿児島サテライトオフィスの住所は、〒890-0045 鹿児島県鹿児島市武1丁目2-10 JR鹿児島中央ビル802です。オフィス内装は、桜島をイメージした自然豊かなアースカラーで仕上げられ、リフレッシュエリアも設けられています。8階からの景色は開放的で、緑に囲まれた環境で働くことができます。また、フリーアドレス制を採用することで、社員間のコミュニケーションを促進しやすくしています。

さらに、Web会議や集中作業に配慮し、テレキューブも設置されています。このような配慮は、業務の効率を高めるだけでなく、社員の働きやすい環境を提供することに寄与します。

テラスカイについて

テラスカイは、2006年に設立されたクラウドに特化したリーディングカンパニーであり、Salesforceのコンサルティングパートナーとしても知られています。数多くの導入実績を持つ同社は、IT業界において確固たる地位を築いています。その活動は日本国内に留まらず、今後さらに地域貢献を進めるために拡大していく予定です。

今後の展望

テラスカイの進出によって、鹿児島県内のIT産業は一層活性化することが予想されます。新たな雇用が創出されることで、地域に住む若者たちが地元でのキャリアを築く機会が増え、県全体の活力も向上することでしょう。テラスカイが新たなサテライトオフィスを開設することは、単なる業務支店の設立ではなく、地域の将来を見据えた大きな一歩と言えるでしょう。今後の同社の動きに、ぜひご注目ください。