YouTubeが取り組むハラスメント対策
一般社団法人クリエイターエコノミー協会は、2023年にグーグル合同会社が実施する「ちょっとまって:投稿前に、想像しよう」キャンペーンに協力しています。このキャンペーンは、オンラインでの快適な環境構築を目指した取り組みであり、YouTubeが2023年から継続して行っています。
キャンペーンの一環として、誹謗中傷対策検討会のメンバーである当協会は、より多くの人々にこの重要なメッセージを届けるため、6組のクリエイターに協力を依頼しました。参加したクリエイターたちは、それぞれの視点から制作したショート動画をYouTubeプレイリストで公開しています。
これらの動画では、ネット上での発言やコメントがハラスメントやネットいじめに該当する可能性についての問いが投げかけられています。また、他人を傷つける投稿や拡散を防ぐために私たちが何をできるのかといった点についても、参加クリエイターが考察を行っています。
参加クリエイター
以下のクリエイターが今回のキャンペーンに参加しています。彼らはそれぞれのチャンネルでメッセージを発信しています。
- - 俺フィク
- - けぇ【島育ち】
- - 坂道グループ(梅澤美波、松田里奈、髙橋未来虹)
- - にじさんじ(でびでび・でびる、ルンルン、黒井しば)
- - ホロライブ(儒鳥風亭らでん、一条莉々華)
- - まつした
これらのクリエイターは、フォロワーやファンに影響を与える立場にあるため、彼らのメッセージは多くの人々に届くことが期待されています。
誹謗中傷対策検討会について
クリエイターエコノミー協会では、クリエイターが活動しやすい社会環境を整えるために、2023年6月に誹謗中傷対策検討会を設置しました。この会は、誹謗中傷の問題にそれぞれの立場から取り組む企業や団体、プラットフォーム、有識者が構成しており、意見交換を行いながら、共に課題解決に向けた活動をしています。
現在、この検討会にはUUUM株式会社、ANYCOLOR株式会社、カバー株式会社、グーグル合同会社、note株式会社、国際大学GLOCOMの山口真一氏などが参加しています。参加者は各自の知見を持ち寄り、クリエイターが活動しやすい環境を整えるために協力しています。
未来への展望
今後も、当協会はクリエイターの活動支援を続け、クリエイターエコノミーの普及・促進や活性化に向けたアクションを実施していきます。クリエイターが安心して表現できる場を提供し、ポジティブなインターネット文化の構築に寄与していく方針です。これからも多くのステークホルダーと協力し、課題解決に向けた取り組みを続けてまいります。