国内最大級の移住・関係人口創出サービス「SMOUT」リニューアル
株式会社カヤックが運営する移住・関係人口創出サービス「SMOUT」が、2024年12月17日にサイトを大幅にリニューアルしました。今回は、サイトのデザインと機能を改善し、地域との新しい出会いを促すことを目的としています。
リニューアルの概要
このリニューアルは、ユーザーにとって「見やすく、使いやすい」だけでなく、「探索するのが楽しい」体験を提供することを目指しています。これにより、興味や価値観に合う地域との出会いを増やすことを狙っています。
サイトの進化
SMOUTは2018年にサービスを開始し、今や国内最大級の移住促進プラットフォームとなりました。2024年12月には、登録ユーザーは64,000人、掲載地域数は1,080、さらにプロジェクトの数は15,000を超えます。これらのプロジェクトには、求人探し、移住体験のツアー、セミナー情報など多岐にわたります。
増えた情報に応える
しかし、情報が増えるにつれて、ユーザーが自分に合ったプロジェクトを見つけづらくなるという課題も浮上。新たなリニューアルでは、これを解決すべく、情報をお仕事、イベント・体験、読みものといったカテゴリに整理しました。また、検索ボックスを廃止し、ランキング機能や人気タグを設置。これにより、ユーザーは自然に気になるプロジェクトに出会うことができる設計となっています。
特徴的な要素
1. カテゴリの明確化
ユーザーは目的に応じて、求人、イベント、読みものなどから情報を探しやすくなりました。新たに「タグでさがす」機能も追加され、よりスムーズに情報にアクセスできます。
2. 探索型の体験
今回の最大の変更は、あえて「検索型」から「探索型」の体験にシフトした点です。探し物が明確でないユーザーにとって、自由検索は有効である一方で情報を見逃す可能性もあります。そのため、サイト内を歩き回る中で新たな発見を促す環境を整えました。
3. ユーザー層に寄り添ったデザイン
新たなデザインには、幅広い年齢層に親しみやすく感じてもらえるような淡いカラーパレットが採用されています。モダンで洗練されたレイアウトにより、若者から高齢者まで多くのユーザーが気軽に利用できるインターフェースが実現されました。
SMOUT事業責任者の思い
SMOUTの事業責任者である宮本早織氏は、サービス開始以来、地域とのつながりを深めるために多くの取り組みを行ってきたと話します。プロジェクトアイデアの発案から開発までに1年以上をかけて、情報過多による混乱を解消する新たなシステムを完成させたとのこと。地域との関わり方は多様化しており、SMOUTは今後も移住だけでなく、様々な関係人口の創出に貢献します。
未来展望
リニューアルは年明け以降も続く予定で、さらなるサービス向上が期待されています。SMOUTはこれからも、地域愛をはぐくむ出会いの場としての役割を果たしていくでしょう。興味のある方は、ぜひ公式サイトを訪れてみてください。
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