AEM社の新製品群が切り開くセラミックス業界
2024年10月29日から31日、千葉県の幕張メッセで開催される高機能セラミクス展「Ceramic Japan」において、アドバンスト・エナジー・ミネラルズ(AEM)が新たな高性能セラミックスおよび半導体研磨向け製品を発表します。AEMは、ナノマテリアルの開発において革新を追求しており、特許技術である塩化物浸出結晶化精製プロセス(CLCP)に基づく新たなアプローチが、これまでにない粒子サイズの改善を実現しました。
SupAloxシリーズの進化
AEMのSupAloxシリーズは、特に注目される技術革新を迎えました。粒子サイズの平均が0.11~0.20µmに減少したことで、これによりセラミックス業界の顧客は、これまで以上に低い温度での焼結を実現可能にしました。この技術的向上によって、顧客は材料の加工効率を向上させることが期待され、従来のアルミナ選択肢と比較しても大きなアドバンテージを得られます。
さらに、粒子サイズの最適化により、シリコンカーバイドやダイヤモンド基板の半導体ウェハ研磨における化学機械研磨(CMP)スラリーの精度も向上。これによって、半導体産業における高精度要求に応えることが可能となります。
環境への配慮
AEMは、これらの技術的な進歩による影響が環境へ与える負荷を最小限に抑えています。AEMのアルミナ生産に関連するスコープ1の排出量は0.0 kg CO2eであり、スコープ1から3の合計は0.77 kg CO2eと、業界の標準12.3 kg CO2eと比較しても圧倒的に低い値を維持しています。このように、より高性能な製品を提供するだけでなく、環境への配慮も忘れていません。
展示会情報
高機能セラミックス展「Ceramic Japan」では、AEMの最新技術や製品を直接見ることができる貴重な機会です。具体的には、2024年10月29日から31日まで、幕張メッセ4ホールブース番号17-35において、当社の先進的なセラミックス市場での成果を是非ご覧ください。
お問い合わせ
製品に興味のある方や、開発プロジェクトに関するご相談は、AEM社の日本代表であるサン・テンコンサルティングまでお気軽にお問い合わせください。新しい技術やアプリケーションアイデアに対する興味をお待ちしております。