井関農機が新たに投入した乗用草刈機「SXG216」
井関農機株式会社(本社:愛媛県松山市)は、草刈機の国内市場に新商品、「SXG216」を発表しました。この草刈機は、欧州で高い評価を得ているモデルで、公共施設の芝草管理を行うプロユーザーからも支持されています。この新たな草刈機の投入により、国内でも効率的な芝草管理が可能となります。
1. 乗用草刈機SXG216の魅力
SXG216は、近年の日本国内における景観整備の需要に応えるべく開発された乗用草刈機です。主にゴルフ場や空港、公園などで使用され、多様な環境でのニーズに見事に応えます。この草刈機は、コンパクトサイズでありながら高い基本性能を持ち、特に操作性に優れています。
2. 技術的な特長
ディーゼルエンジン搭載
SXG216は、最大出力13.6馬力を発揮するディーゼルエンジンを搭載しており、小型ながらも粘り強い作業を実現します。高耐久性を誇るこのエンジンは、長時間の作業にも耐えることができます。
HSTトランスミッション
搭載されたHSTトランスミッションは、非常に反応性が高くスムーズな走行が可能です。前後進の切り替えはペダル操作で即座に行え、ユーザーの負担を軽減します。
スタイリッシュでコンパクトなデザイン
SXG216のデザインは、スタイリッシュでかつコンパクトです。本体とコレクタ(集草機)が一体となっており、ショートホイールベースと短いオーバーハングにより狭い場所でも操作がしやすくなっています。
優れた刈幅
40インチ(約1,016mm)の刈幅を持ち、センター排出方式を採用しているため、刈り残しが少なく効率的な作業が可能です。この高い刈幅は、さまざまな芝草管理のニーズに応じて適しています。
大容量コレクタ
また、SXG216には320Lの大容量コレクタが搭載されており、連続作業がしやすくなっています。電動式シリンダにより、満杯の状態でも容易に開閉でき、操作の手間を省きます。
3. 安全性とメンテナンス
安全面についても配慮されています。離席検知機能を装備しており、作業者が離れると自動的にエンジンが停止します。また、ロプスとシートベルトも標準装備され、シートベルトリマインダー機能も搭載されているため、利用者の安全が確保されています。
メンテナンスの簡素化
清掃作業も簡単です。洗浄用コネクタを使ってホースを繋ぐことで、モーアデッキ内部をスムーズに洗浄することができます。これにより、メンテナンスの手間を大幅に削減できます。
4. 価格と販売時期
SXG216の希望小売価格はオープン価格となっており、具体的な価格は今後の市場に応じて変動するでしょう。詳細な商品情報は井関農機の公式ホームページで確認可能です。こちらからアクセスすることで、最新の情報を得ることができます。
新たな草刈機SXG216は、これまで以上に多様な場面で活躍することが期待されています。高性能で操作性に優れたこの製品は、今後も多くのユーザーのニーズに応え続けることでしょう。