発達障害児童支援
2023-10-06 15:12:05

発達障害児童と保護者の新たな居場所「pivo」が誕生

発達障害児童と保護者のための新拠点「pivo」



大阪で、発達障害児童や不登校の子どもたちが楽しく過ごせる場所、「pivo」が今月11月から定期開催されることとなりました。この取り組みは、ただの遊びの場ではなく、保護者が気軽に相談できる環境も併せて提供されることを目的としています。

どのような活動が行われるのか?


「pivo」は隔週の日曜日の午前中に開かれ、児童たちが参加できる様々な活動が用意されています。たとえば、人気のマインクラフトやScratchプログラミング、さらにはドローンを利用した遊びまで、幅広い項目が取りそろえられています。参加する児童の技術レベルに応じて、他の児童や相談員が遊び方を教えることで、学びながら遊ぶことが可能です。

このように、初めての遊びに挑戦する児童でも安心して参加できるように工夫されています。また、経験豊富な児童が後輩に教えることで、自然と交流が生まれるのも大きな魅力です。遊びを通じてこのような仲間意識が育まれることで、児童同士の関係が深まり、社会性も培われていくことでしょう。

保護者同士のつながりをサポート


保護者も参加可能なこの場所では、同じ悩みを持つ親同士の交流が期待されます。コーヒーを手に、リラックスしながら他の保護者と会話を楽しむことで、日々のストレスを少しでも和らげる場となります。また、必要に応じてスペシャリストからの相談も行えるため、発達支援や教育相談についてもアドバイスを受けることができます。

立ち上げの背景


この取り組みを開始する背景には、代表の百瀬洋介さん自身の経験があります。彼の息子は現在小学校5年生で不登校であり、幼少期に自閉症スペクトラムと診断されました。不登校の親としての苦労を通じて、ほかの保護者に気軽に相談できる場が不足していることに気づいた百瀬さんは、「pivo」を創設することを決意しました。彼は、状況が厳しくなってから相談をするのではなく、日常的に心を寄せ合える場の重要性を強く感じています。

今後の展望


「pivo」は、発達障害を支援する専門的な知識を活かして、福祉事業者への支援活動も展開していく予定です。具体的には、保育園や児童発達支援、放課後等デイサービスの業務支援や経営支援にも力を注ぎ、地域全体の支援体制を強化していきます。これにより、より多くの発達障害を抱える子どもたちとその保護者が、自分らしい生活を送れるようになることを目指しています。

代表者プロフィール


百瀬洋介さんは、北海道大学で理学を学び、その後は法人営業やフードソリューション事業の管理職を経て、児童支援事業を立ち上げました。保育士や児童指導員の資格を持ち、その深い知識をもって児童発達支援に取り組む姿勢が多くの保護者から信頼を集めています。

まとめ


「pivo」は、発達障害や不登校の子どもたち、そしてその保護者にとって、安心して利用できる場を提供する素晴らしい試みです。楽しく遊びながら学ぶ環境を整備し、同時に新しいつながりを老い育むことで、地域全体の温かいコミュニティを築いていくことが期待されます。

会社情報

会社名
特定非営利活動法人ここのば
住所
大阪府大阪市淀川区西宮原二丁目5番46-323
電話番号

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