メタバースを活用した不登校支援の新しい形、eboardがセミナーを開催

メタバースを用いた不登校支援の可能性

NPO法人eboardは、8月21日(木)に無料のオンラインセミナー「メタバース×不登校支援実践事例セミナー」を開催します。このセミナーでは、自治体やフリースクールの職員を対象に、メタバースを活用した不登校支援の具体事例を学ぶことができます。

メタバースが切り開く新たな支援の形

eboardは2013年に設立されて以来、不登校の子どもたちを支援するために様々な活動を行ってきました。特に、ICT教材「eboard」として約2,000本の映像授業や、10,000問のデジタルドリルを提供しています。これらは、全国の教育現場で活用されており、公立学校やフリースクール、地方の公営塾など、12,000以上の場所で取り入れられています。

今回のセミナーでは、メタバースを通じた新しい教育形態として、不登校児童生徒向けの活用事例が紹介されます。特に注目されるのは、愛媛県教育支援センターの「メタサポセンター」による実践例です。このプロジェクトでは、メタバース内でのアバター名「サポっち」を用いて不登校支援を行っており、こうした先進的な取り組みがどのように実施されているのか、直接聞くことができる貴重な機会です。

また、志塾フリースクールラシーナからも代表の田重田勝一郎氏が登壇し、メタバースを活用したオンライン学びの場について実践例を紹介します。オンライン環境でも子どもたちがどのように学ぶことができるのか、具体的な方法論を学ぶことができるでしょう。

セミナーの概要

- 日時: 2025年8月21日(木) 13:00〜14:30
- 開催方式: オンライン (Zoom) ※アーカイブ配信あり
- 参加費: 無料

対象者

- 不登校支援にメタバースを導入検討中の自治体職員（教育委員会）や学校教員
- メタバースを運営する自治体や教育支援センターの職員
- 不登校の子どもたちのためにフリースクールや塾でメタバース導入を考えている方

内容

- メタバースを通じた不登校支援の実践事例や運営の工夫

NPO法人eboardの使命

「学びをあきらめない社会」をビジョンに掲げるeboardは、不登校や経済的理由、障害を持つ子どもたちに対する教育支援に力を入れています。提供されるICT教材は、教育の現場での使用が前提であり、特に不登校支援に使われることで子どもたちが学びを続ける手助けをしています。'

全国で毎月20〜30万人がこの教材を利用しており、その影響力は計り知れません。今後もeboardは、教育の新たな形を探求し続け、メタバースなどの最新技術を活用して支援の幅を広げていくことでしょう。