エアノスのアジア進出
2018-02-01 01:21:30

エアノス、日本法人を設立しアジア市場進出へ期待高まる

エアノスのアジア進出



エアノス(AerNos, Inc.)は、ナノガスセンサーのイノベーターとして知られており、この度日本法人「AerNos Japan」を設立しました。元半導体業界のベテランである三輪晴治氏が社長に就任し、同社のアジア市場への進出が期待されています。この動きは、スマートホームとスマートシティ向けのIoT製品「AerHome™」や「AerCity™」、さらには特化したウェアラブルの大気汚染監視装置「AerBand™」を含む、同社の製品展開を加速させるものです。

三輪氏はエレクトロニクス業界で40年以上の経験を持ち、多くの日本の大手半導体およびテクノロジー企業との豊富な関係を築いてきました。彼は以前、BaySand JapanのCEO、eASICの日本部門責任者、AmmoCore Japanの社長などを歴任し、Cadence Design Systems Japanの代表取締役社長も務めた経歴があります。

エアノスのCEOであるSundip R. Doshi氏は「AerNos Japanの設立により、日本市場でのプレゼンスを強化しつつ、アジア全体にビジネスチャンスを広げることができる」と期待を寄せています。また、三輪氏も「私たちの技術がもたらすビジネスの可能性は計り知れず、とりわけ人々の健康と安全に寄与することに大きなやりがいを感じている」と語っています。

エアノスのナノガスセンサーは、小型で低消費電力、高精度(10億分の1レベル)で複数のガスを同時に検出することができ、スマートシティやスマートホーム、自動車、産業用途、さらには国土安全保障のためのIoTデバイスとしての統合が可能です。リサーチ・アンド・マーケッツによれば、アジア太平洋地域は最も速く成長するガスセンサー市場の一つとして注目されており、今後数年間で市場のリーダーになると見込まれています。

Frost&Sullivanによると、2019年には世界のセンサー市場が1,620億ドルを超えると予測されており、産業分野やスマートシティ、eHealthなどのカテゴリにおいて重要な役割を果たすことが期待されています。

エアノスの技術とは



エアノスは、環境に有害なガスを検出するために新たに開発したAerCNTテクノロジーを活用した、アプリケーション固有のナノガスセンサーを提供しています。これらのセンサーは、スタンドアロンのモニタリングデバイスとしてだけではなく、ドローンや産業用ロボット、建設機械などの非固定デバイス、またウェアラブルデバイスやスマートフォン、IoT機器に簡単に統合できるよう設計されています。

エアノスの製品ラインには「AerBand」「AerCity」「AerHome」などがあり、これらはすべて同社の商標です。詳しくは公式ウェブサイト(www.AerNos.com)をご覧ください。日本での問い合わせは、[email protected]までどうぞ。

会社情報

会社名
AerNos, Inc.
住所
3030 Bunker Hills St. Suite 105, San Diego CA 92109 USA
電話番号

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