IDデータセンターマネジメントが提供開始した新サービスの全貌とは

IDデータセンターマネジメントが新サービスを発表

東京都千代田区に本社を持つ株式会社IDデータセンターマネジメントが、新サービス「IDコンテナスタートパック for Red Hat OpenShift」の提供を開始しました。このサービスは、Red Hatが提供するOpenShiftプラットフォームを活用したもので、AWSのROSA環境を基に、操作手順書や体験シナリオ、サポートを一つにまとめたパッケージです。

OpenShift導入のニーズ

OpenShiftは、Kubernetesを基盤にしたエンタープライズ向けプラットフォームで、特に金融やヘルスケア、通信など多様な業界での利用が増えています。しかし、導入を希望する企業の中には、環境の準備や技術的なノウハウの不足に悩むケースが少なくありません。これらの課題を乗り越えるため、IDデータセンターマネジメントは新たなサービスを提供する運びとなったのです。

「IDコンテナスタートパック」の内容

「IDコンテナスタートパック」は、ユーザーがOpenShiftをスムーズに導入できるよう、必要な環境、手順書、体験シナリオを用意しています。手順書に従いながら進められるため、ユーザーは作業を簡単に理解し、確実に進めることができます。また、認定資格を持つエンジニアへの質問も可能で、疑問点をすぐに解決できる体制が整えられています。

このサービスでは、ユーザーが体験後に得られるレポートも提供し、コンテナの使用状況、パフォーマンス指標、稼働状況などを包括的に把握することができるため、今後の運用や改善に活用できます。

3か月での環境整備

「IDコンテナスタートパック」は、理解から始まり、制作、改善へと進む流れで設計されています。この3か月間で利用者はOpenShiftの導入効果や課題を具体的に体感することができます。IDデータセンターマネジメントが提供するウェブサイトでは、詳細な情報やサービスページが公開されています。

レッドハットのコメント

レッドハット株式会社の常務執行役員である倉持謙一氏は、「この新サービスが多くの企業にとってOpenShift導入への敷居を下げ、技術の利用が進むきっかけとなるだろう」と期待を寄せています。また、OpenShiftを利用した体験が、企業のアプリケーションのモダナイゼーションを促進することにつながるとしています。