経済産業省主催のアートプログラム「ART X JAPAN CONTEXT」の開催決定

経済産業省主催アートプログラム「ART X JAPAN CONTEXT」

2025年7月から2026年3月にかけて、経済産業省が推進するアート分野に関するクリエイター・エンタメスタートアップ創出プログラム「ART X JAPAN CONTEXT」が開催されます。このプログラムは、経済産業省の令和6年度補正予算を背景に、株式会社アブストラクトエンジンが実施するもので、アートやクリエイティブに関心のある多くの方々に向けて独自の機会を提供します。

プログラムの目的

本プログラムは、日本の文化的資源を活用したアート作品の制作を支援し、海外市場での評価を目指しています。それにより、日本人アーティストが国際的に通用する作品を生み出すことを目的としています。特に、作品の「作品性・国際性・ビジネス性」の三点を中心に講演が行われます。

レクチャー講師陣の紹介

参加アーティストと講師陣は、アートの各分野で活躍する多彩な顔ぶれが集まりました。以下に一般公開レクチャーの詳細をまとめます。

9月24日（水）のレクチャー

- 15:15~16:15 山下有佳子「国際的なアートシーン・マーケットの動向と需要」
- 16:30~17:30 片岡真実「アートと社会：国際的テーマへのアプローチ」

場所：国際文化会館講堂
参加申込み：こちら

11月6日（木）のレクチャー

- 14:00~15:00 盛岡笑奈「LVMH メティエダールにおける日本の伝統技術との取り組み」
- 15:00~16:00 秋元雄史「世界のアートシーンにおける日本の文化・文脈がもつ可能性」

※会場や観覧申込みについては、公式サイトやSNSで随時情報が発信されます。

講師陣のコメント

それぞれの講師からは、次世代のクリエイターとしてアート表現が社会に果たす役割と、日本の文化の価値に関する考察が寄せられています。アートは時代とともに変化しており、国際的な場での日本の文化を発信することが重要です。

特に山下氏は、アートを通じた国際的評価の増大に伴い、自国の文化の特異性を理解し、多様な分野との結びつきを生かすアーティストが今後のキーであると述べています。これは単なるアートに止まらず、ビジネスや社会全般において新たな価値を生むことにもつながるでしょう。

最後に

本プログラムは、未来のクリエイターたちにとって貴重な学びの場となることが期待されています。一般公開のレクチャーを通じて、国内外のアートシーンの最新情報を受け取り、アートに関心のある方々と共に新しい視点を共有できるこの機会をお見逃しなく。

今後の動きについては、公式サイトや各種SNSを通じて随時お知らせしますので、ぜひチェックしてください。