地域活性化で共創
2024-07-09 12:29:28

エイチ・ツー・オー リテイリングとJTBが地域活性化でタッグ!関西の魅力を世界へ発信

エイチ・ツー・オー リテイリング株式会社(以下「H2O」)と株式会社JTB(以下「JTB」)は、地域活性化事業における共創プロジェクトを本格始動しました。両社は、それぞれの強みを活かし、地域の魅力を国内外に発信することで、持続可能な地域社会の実現を目指します。

本プロジェクトでは、関西エリアの潜在的な魅力を掘り起こし、「実体験」できる機会や地域独自の特産品開発など、多岐にわたる取り組みを展開していく予定です。具体的には、関西エリアの生活者を対象とした職業体験プログラム『キッズジョブチャレンジ』の実施や、訪日外国人を対象とした泉州エリアの伝統文化体験コンテンツの開発などが予定されています。

2024年の訪日外国人客数は、円安などの影響もあり、過去最高の3,310万人と推計されています。日本は「次に海外旅行したい国・地域」ランキングで1位を獲得するなど、依然として高い人気を誇っています。特に関西地方は、全体的な訪問率が高く、2023年度には関西空港の外国人旅行客数が1,500万人を超えました。しかし、急速な訪日外国人客増加に伴い、オーバーツーリズムや地域における人材不足、集客面での課題などが浮上しています。

H2Oは、経営計画において「地域共創活動の一層の推進とサステナビリティ経営の高度化」を重点取り組みの一つとして掲げています。関西ドミナントエリアを中心に、グループならではの活動を深化させた事業化を目指しており、次世代顧客を戦略ターゲットに設定し、長年培ってきた地域との信頼関係を生かして、多様なコンテンツ開発を進めています。また、「海外顧客ビジネスへの注力・強化」も方針の一つとして掲げ、関西エリアの魅力を世界に発信する取り組みを強化しています。

一方、JTBは、産官学との連携を通じて、交流人口・関係人口の拡大を支援しています。訪日インバウンドに対しては、多くのソリューション提供実績があり、地域住民に対しては、地域の魅力を引き出し、生活の質向上に資するコンテンツ創出に取り組んでいます。

両社は、本プロジェクトを通じて、地域内外でのヒト・モノ・コトの交流創出を目指し、リアル店舗をハブとした交流創造事業を拡大していく予定です。また、訪日観光における地域の魅力創出や消費拡大を促す仕掛けを導入することで、持続可能な地域づくりに貢献していくことを目指しています。

本プロジェクトは、H2OとJTBの強みを融合することで、関西エリアにおける新しい地域活性化モデルを創造し、地域価値の最大化に貢献すると期待されています。


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