2025年シーズンを前に名立たるステークホルダーが集結！WE ACTION MEETINGの舞台裏

2025/26シーズンを迎えるにあたり、WEリーグの理念を推進するイベント「WE ACTION MEETING」が7月25日、千葉県幕張市にある高円宮記念JFA夢フィールドにて行われました。設立から10回目を迎えるこの会合は、リーグに関わる多くの関係者が集い、社会連携活動のアイデアを共に育む貴重な場となっています。

WE ACTION MEETINGの目的

このMEETINGは、WEリーグの理念を広めるために行われ、リーグ関係者が意見を交換し合い、共に成長していくことを目指しています。第1部では「ウォーキングフットボール」を通じて、多様性やインクルージョンの重要性を体験し、第2部では具体的な社会連携活動のアイデアを出し合う時間が持たれました。

第1部：ウォーキングフットボール体験

参加者は4つのチームに分かれ、5対5のウォーキングフットボールに挑戦。最初はアイスブレイクとして、チーム内でコミュニケーションを楽しみながらプレーしました。さらに、アイマスクをつけた選手も交え、全員で安心して楽しむための工夫を考えました。「喜びのポーズ」を得点時に行うなど、独特の楽しさを体感し、参加者同士のコミュニケーションを深めました。

第2部：アイディエーションのセッション

続く第2部では、今後のWE ACTION DAYにおける具体的な活動について、参加者がグループに分かれてアイディエーションを行いました。「多様性・ジェンダー」「教育・健康」「地域貢献」の3つのテーマに分かれ、各グループが持つ地域性や強みを生かしたアイデアを出し合い、KPMGコンサルティングの支援を受けながら意見を交わしました。これにより、既存活動のブラッシュアップや新たなアプローチが生み出されたことが、今後のWE ACTION DAYに期待を持たせる時間となりました。

具体的なアクションへの道筋

今回のWE ACTION MEETINGは、単なるアイデアの共有にとどまらず、リーグ、クラブ、パートナー企業が一体となってWEリーグの魅力を社会に広げていく具体的な一歩となりました。参加者たちは、それぞれが感じるWEリーグの可能性を実感し、地域貢献に向けたアクションへと結びつけていくことを誓いました。

参加者の声

クラシエ株式会社の黄子綾さんは「ウォーキングフットボールを通じて、参加者同士の交流がより深まりました。自然な形でDE&Iやアクセス・フォー・オールの視点を体感でき、とても意義深い体験でした」と語りました。日テレ・東京ヴェルディベレーザの鴇矢莉子さんは「パートナー企業の方々の意見を聞け、新たなイベントのアイデアが得られたことが大変有意義でした」と振り返りました。

これからのWEリーグがさらに盛り上がることを期待しつつ、今回のMEETINGでの経験が具体的なアクションへとつながることを願っています。