ファミマこども食堂で酪農を楽しく学ぶイベントが開催

酪農や牛乳の大切さを楽しく学ぶことができる「ファミマこども食堂」が、12月17日に神奈川県平塚市のファミリーマート平塚御殿店でスタートしました。このイベントは、地域の子どもたちに酪農や牛乳に関する知識を深めてもらうことを目的としており、JA全農とファミリーマートのコラボによって実現されています。

ファミマこども食堂は、ファミリーマートのイートインスペースを活用し、親子で楽しく食事をする場所を提供する取り組みです。初回の開催日には、周辺に住むお子さんたちとその保護者合わせて12名が参加し、賑やかな雰囲気の中でいろいろな体験を行いました。

参加者には、固定のレジ打ちや商品陳列の体験が用意されていましたが、本イベントの目玉は「らくのうクイズ」と「牛乳混ぜ飲み体験」です。茅ヶ崎市のかきざわ牧場からは柿澤美里さんが訪れ、クイズを通じて酪農に関する知識を楽しく学んでもらいました。全農の職員による「牛乳とカルシウムの話」もあり、子どもたちは真剣に耳を傾けていました。

牛乳の混ぜ飲み体験では、子どもたちが自分の好みに合わせて牛乳にトッピングを加え、実際に飲んで楽しむことができました。「牛乳にオレンジジュースを入れると飲むヨーグルトのようになって美味しかった！」という感想もあり、子どもたちの創造力と楽しさを引き出す体験となったようです。

また、参加者たちは手作りコップを作り、お土産に牛乳がもらえるという嬉しい特典もありました。自分たちで作ったコップで飲む牛乳は、また一味違った美味しさだったことでしょう。

ファミマこども食堂は今後、全国30店舗で展開される予定です。JA全農は協力企業と連携し、今後も親子を対象とした酪農の理解促進と牛乳の需要拡大に注力していくとしています。「地元の子どもたちとふれ合える貴重な場を提供していただき感謝しています」という柿澤さんの言葉にもあるように、このイベントは地域全体の活性化にもつながる取り組みです。

参加した子どもたちが、牛乳や酪農についての理解をさらに深め、将来的に日本の食文化を支えていく一端を担えることを期待したいです。中でも、牛乳の重要性についてこれからも学び続け、必要な栄養をしっかりと摂取して成長してほしいと願っています。