スマホと便利な新サービス「+Biz受発注」
建設業界の業務改革が急務となる中、デジタル化の進展は重要なテーマです。株式会社建設ドットウェブは、建設業向けに開発した原価管理システム「どっと原価シリーズ」での豊富な実績を背景に、業務改善の新たなサブスクリプションサービス「+Biz受発注」を2025年4月下旬にリリースすることを発表しました。
「+Bizシリーズ」の誕生背景
2022年に誕生した「+Bizシリーズ」は、工事担当者の事務作業を軽減するためにスマートフォンでの入力が可能なシステムです。この新製品は、従来の機能に加え、発注・請求業務を電子化し、効率化を図ります。「どっと原価3」との連携が可能で、これまでの事務作業からの解放を実現します。
具体的な機能と特徴
「+Biz受発注」では、スマートフォンやタブレットを利用して、外出先でも簡単に発注や請求処理が行えます。これにより、協力会社とのやり取りがスムーズに進み、業務効率が大幅に向上します。具体的な機能には以下のようなものがあります。
- - 外出先での業務実行: スマホから発注・請求処理ができ、業務の迅速化を図ります。
- - データ連携: 「どっと原価3」で作成した注文データを協力会社に送信できるため、データ管理がより効率的です。
- - 請求書の承認: 協力会社から受け取った請求書データは、その場で承認が可能で、自動的に「どっと原価3」と連携します。
- - 直感的な操作: シンプルな画面設計により、直感的な操作が可能で、特別なスキルがなくても安心です。
- - 進捗の視覚化: 発注書や請求書の状況が一目でわかるため、業務の進捗確認が容易に行えます。
従来のシステム「どっと原価3」の特徴
「どっと原価3」は、小規模から中規模の企業に対応した原価管理システムで、業務効率化や経営の向上をサポートします。クラウド型のサービスとしても提供されており、スムーズな導入が可能です。さらに、Excelフリー機能を搭載しているため、日常業務で使い慣れたExcelを活用した帳票作成も支援します。
会社の背景と今後の展望
株式会社建設ドットウェブは、2001年に設立され、現在では累積導入数が5,500社を超える実績を誇ります。国内での建設業向け原価管理システム市場の導入数で第1位を獲得しており、さらなる革新的なサービスの提供を目指しています。「+Biz受発注」の導入で、建設業界全体のDX(デジタルトランスフォーメーション)を推進し、業務効率の向上とコスト削減を実現していく考えです。
このように、建設業界に必要な業務の効率化を目的とした「+Biz受発注」は、施工担当者にとって有益なツールとなることでしょう。今後の展開に注目です。