QCサークル活動本社事例発表会の開催
2024年1月17日、株式会社ニチイ学館による「QCサークル活動本社事例発表会」が東京都千代田区で開催され、医療、介護、保育サービスなど幅広い分野からの参加者が集まりました。今回は、5年ぶりの対面形式での実施となり、全国の医療機関や自治体から選ばれた11のサークルがそれぞれの取り組みを発表しました。この発表会には延べ8,100名以上が参加し、盛況を博しました。
QCサークル活動の目的
ニチイ学館のQC(Quality Control)サークル活動は、現場のスタッフが日々直面する問題を自ら解決し、サービス品質の向上を図ることを目的としています。参加者は、自主的に課題に取り組むことで、顧客満足を追求。さらに、自己啓発や相互啓発にもつなげていくことを狙いとしています。この活動は2015年からスタートし、自治体窓口部門も昨年度から加わりました。
今年度の発表会では、「医療関連部門」と「自治体窓口部門」の総471サークルが参加しました。これまでの延べサークル数は8,100を超え、参加者はますます増加しています。
医療関連部門の取り組み
医療関連部門では、『お客様満足度調査結果の改善に向けた取り組み』をメインテーマに設定し、職場環境改善を副テーマとしました。ここでは、接遇や業務管理、業務精度の課題を分析し、業務改善に取り組むとともに、スタッフが快適に働ける職場環境の実現を目指します。発表会当日は、7つのサークルがこれらの取組みを発表し、様々な成功事例が共有されました。
自治体窓口部門の取り組み
自治体窓口部門でも同様に、『業務精度向上に向けた取り組み』をテーマに掲げ、申請や届出の確認精度を向上させるための業務効率化に挑戦しました。特に、住民の待ち時間を削減することに重点を置いた取り組みが特徴です。この部門からは4つのサークルが事例を発表し、参加者の関心を集めました。
発表会の意義
今回の事例発表会によって、ニチイ学館は、優れた活動内容を全社的に共有し、医療機関や自治体の業務改善および顧客満足度の向上を一層推進しています。
長い歴史を持つニチイ学館の活動は、単なる業務改善だけでなく、地域社会全体に良い影響を与えることを目指しています。
今後も、ひとりひとりのスタッフが強い使命感を持って自律的に取り組む姿勢を支援し、地域のニーズに応える「現場力」をさらに強化していく考えです。
具体的な医療関連サービスや自治体BPOサービスに関する情報は、下記のリンクから詳細をご覧いただけます。
まとめ
ニチイ学館のQCサークル活動は、スタッフたちの意欲を引き出し、地域社会の医療・福祉サービスの質を高めるための重要な取り組みです。今後の発展が非常に楽しみです。