三菱重工業が語る排ガスCO2回収技術の最新動向と将来展望
地球温暖化対策において重要な役割を果たす排ガスからのCO2回収技術。この技術は、気候変動に対する対策として、ますます注目されています。その中でも、三菱重工業株式会社は先駆的な取り組みを行い、世界的に見ても商用プラントの納入数が16基に達するなど、業界のリーダー的存在です。2024年9月20日(金)に行われるセミナーでは、同社のGXセグメント脱炭素事業推進部技監主幹プロジェクト統括の上條孝氏が講師として登壇し、その技術の歴史や最新動向について語ります。
セミナー概要
このセミナーでは、三菱重工業がこれまでに蓄積したCO2回収技術の開発経緯や商用化の事例が詳述されます。特に、1990年から始まった関西電力との共同研究を経て、どのように排ガスからのCO2回収技術の商用化が行われてきたかに焦点が当てられます。また、講義では最新のプロジェクトや、現在進行中の取り組みについても紹介される予定です。
講義内容
1.
CO2回収技術の特徴と開発の歴史
三菱重工業のCO2回収技術は、他社との差別化された特徴を持っています。その開発の始まりから現在に至るまでのヒストリーを語ります。
2.
商用プラントの展開
原料排ガス源や回収したCO2の適用先に関する情報を中心に、商用技術としての展開事例を紹介します。
3.
CCUS事業の取り組み
エクソンモービルとの提携や、CO2の適用先を広げるための最近の施策について具体的な事例と共に説明します。
4.
今後の技術展望
カーボンニュートラル社会の実現に向けて、三菱重工業が描く未来の展望について話します。
参加のメリット
このセミナーは、参加者同士の名刺交換や交流会が設けられており、ビジネスネットワークを広げる絶好の機会となります。また、質問の時間も用意されており、気になることを直接講師に聞くことができるのも魅力です。セミナーは現地参加はもちろん、ライブ配信やアーカイブ配信の形式でも受講可能で、都合に合わせて参加ができます。
受講料と申し込み
受講料は1名あたり33,860円(税込)、2名以上の参加で割引料金が適用されます。お申し込みは公式ウェブサイトより受け付けています。セミナーの終了後には、参加者からの質問を講師に代わって取り次ぐサービスや、人的ネットワークの構築に役立つ時間も設けられています。
地球環境問題への取り組みが求められる現代において、それぞれの企業の技術革新がどのように地球温暖化対策に寄与するのか、このセミナーに参加して理解を深めてみてはいかがでしょうか。