淀川の水運を今に伝える、伝統の歌声が響き渡る!
大阪府の無形民俗文化財に指定されている「淀川三十石船船唄」の全国大会が、令和6年11月23日(土・祝)に高槻市で開催されます。
江戸時代、京都と大阪を結ぶ重要な交通路であった淀川。京の伏見と大坂・八軒家(現在の京阪電鉄天満橋駅付近)を結ぶ旅客船「淀川三十石船」が運行していました。船頭衆が船客を楽しませるために歌っていたのが「淀川三十石船船唄」です。
明治時代に入ると、蒸気機関を備えた外輪船が登場し、やがて淀川三十石船は姿を消しました。しかし、船唄は高槻市の大塚地区の人々によって結成された大塚保存会によって大切に受け継がれてきました。
淀川水運の往時を偲ばせる大阪を代表する民謡の一つであり、府下に残る数少ない貴重な労働歌として、平成14年に大阪府の無形民俗文化財に指定されています。
「淀川三十石船舟唄全国大会」は、同唄の普及啓発を目的として平成5年から開催され、今回で32回目を迎えます。全国各地から唄い手たちが集い、自慢の唄声を披露します。
あなたも伝統の歌声に挑戦してみませんか?
大会への出場を希望される方は、8月23日(金)までに出場申込書を提出してください。
【出場区分】
一般の部:170人
ジュニアの部(中学生以下):20人
【出場資格】
アマチュアの方(市内・市外は問いません)
【出場料】
一般の部:4,000円
ジュニアの部(中学生以下):2,000円
※参加に伴う交通費、宿泊費は自己負担となります。
【申込方法】
所定の申込書に必要事項を記載し、大会事務局へ郵送または持参してください。
ネット申込も可能です。
【申込期間】
8月23日(金)まで(当日消印有効)
【お問い合わせ先】
高槻市 街にぎわい部 文化財課
電話:072-674-7652
歴史と伝統を受け継ぐ「淀川三十石船船唄」。あなたも、この素晴らしい歌声に触れてみませんか?