秋季大祭レポート
2025-12-24 09:35:31

伝統的な秋季大祭に歓喜の声!大川上美良布神社の神事レポート

手に汗握る伝統儀式が繰り広げられた秋季大祭



毎年11月3日、高知県香美市香北町に位置する大川上美良布神社で執り行われる秋季大祭が、2025年にも盛況のうちに開催されました。この神社は約1500年前に創建され、主祭神である大田田根子命を祀ると共に、様々な御利益があるとされています。特に「おなばれ」という御神幸の儀式が行われ、多くの地元住民や観光客が集まりました。

神社の伝説と歴史的背景



大川上美良布神社は、「土佐日光」とも称される見事な彫刻が施された社殿を持ち、高知県の無形民俗文化財にも指定されています。その神社は、健康祈願や商売繁盛、交通安全などに御利益があるとして、地域の皆に愛されています。毎年恒例の秋季大祭は、地域の人々が一体となって伝統を守ってきた結果、これほどの盛大な祭りとなっています。

大祭当日の様子



秋季大祭は、地域の決まった通りに行われます。この日、境内には祭礼用具が並び、子どもたちが浦安の舞を披露する中で、露店も出店し賑わいを見せました。お昼の13時30分には、いよいよ「おなばれ」が始まります。武者、太鼓、獅子舞などが加わった御神輿と共に、神社を出発し、約700メートル離れた神明宮を目指します。

この儀式は神様と氏子の交歓を象徴しており、地域の人々が力を合わせて古式を守っています。特に注目されるのが「大鳥毛」を持った「鳥毛・羽熊」の方々です。彼らはその高さ約5~6メートル、重さ5キロを超える大鳥毛を掲げ、観客を無病息災へと祈ります。

記憶に残る緊張の瞬間



最も記憶に残るのが「練り込み」という儀式です。参加者は片手で大鳥毛を支えながら鈴を鳴らし、拝殿を目指して進んでいきます。この瞬間、観客は緊張感と期待感で息を飲み、男性たちが大鳥毛を巧みに操る姿に拍手を贈ります。儀式のクライマックスでは、全員が一致団結して大役を果たそうとする様子が印象的でした。

祭りを締めくくる餅投げ



祭りの最後のイベントは「餅投げ」です。高い位置からお餅やお菓子が投げられ、参加者がそれをキャッチするこの催しは、大人も子どもも本気で楽しむことができます。地域の皆と一体となって祝うこの瞬間は、関わった全ての人にとって、かけがえのない思い出となりました。

大川上美良布神社の秋季大祭は、伝統と地域の絆を再確認する貴重な機会です。来年も多くの人々が集まり、この祭りを楽しむことを期待しています。観る人すべてが心に残る瞬間を味わえるこの祭りに、ぜひ参加してみてはいかがでしょうか。

開催概要


イベント名:大川上美良布神社秋季大祭
開催日:2025年11月3日(月祝)
開催場所:大川上美良布神社(香美市香北町韮生野243)
問い合わせ:社務所電話0887-59-2878
香北支所電話0887-59-2311

この地域を訪れる際には、やなせたかし記念館やその他の名所もぜひお忘れなく!


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会社情報

会社名
一般社団法人物部川DMO協議会
住所
高知県南国市大そね甲1705-5桜ビル2階
電話番号
088-802-5050

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