約33万人が参加する疾患情報パネルを刷新したメディリードの新戦略
株式会社クロス・マーケティンググループの子会社、株式会社メディリードが、医療分野での重要なイニシアチブを進めています。2018年から毎年実施されている「Medilead Marketplace(MMP)」構築調査が、今年も一般生活者約33万人の疾患情報パネルを更新しました。このリニューアルは、ヘルスケアの質を向上させるための大きなステップです。
MMP(Medilead Marketplace)の特徴
MMPは、広範囲にわたる疾患情報パネルで、毎年30万〜35万人が参加しています。特に注目すべき点は、過去1年以内に入通院歴がある10万人と入通院歴がない23万人、さらに介護を行っている1万人を含むことです。これにより、さまざまなヘルスケアの状況を網羅し、十分なデータをもたらすことが可能となっています。
MMPは次の3つのフェーズで構成されています:
1.
一般生活者の疾患情報調査(General Field)
2.
入通院者の疾患に関する深堀調査(Patients Field)
3.
介護者に対する介護情報調査(Care Field)
これにより、700を超える症状や疾患に関する情報が取得されており、未病から特定疾患に至るまでのデータを詳細に分析できます。さらに、生活の質(QOL)や年収といった情報も収集しており、電子カルテやレセプトデータにはない貴重なデータが得られます。
MMPの主な取得項目
MMPでは、以下の情報をデータベース化しています:
- - 基本的な背景情報
- - 症状や疾患に関する項目
- - 入通院状況や治療内容など患者情報
- - 介護に関する状況
また、AIを活用した「Medi Search」機能を通じて、関連する質問を簡単に検索できるため、ユーザーにとっても利便性が高まります。
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MMPの活用事例
1.
疫学研究
IRBによる審査を受けたデータは、疫学的研究や患者データベースのための貴重な資源になります。
2.
リサーチでのスクリーニング
患者や介護者の現状分析やターゲット絞り込みに役立ちます。
3.
インサイトの取得
特定疾患に関するデータは、薬剤のマーケティング戦略を改善するための重要なインサイトとなります。
メディリードの企業理念
株式会社メディリードは、医療分野でのヘルスケア課題解決を目指し、マーケティングリサーチとデータサイエンスを活用してクライアントの成功を支援しています。また、「私たちの幸せな生活とヘルスケアの未来」の実現を目指し、あらゆる医療関係者との相互理解を築き、全ての患者の生活が少しでも良くなるよう努めています。
会社概要
- - 会社名:株式会社メディリード
- - 代表者:亀井 晋
- - 所在地:東京都新宿区西新宿3丁目20番2号
- - 設立:2015年4月
- - 主な事業:医療関連領域の調査・データ解析業務
- - URL:https://www.medi-l.com/
- - 会社名:株式会社クロス・マーケティンググループ
- - 代表者:五十嵐 幹
- - 所在地:東京都新宿区西新宿3丁目20番2号
- - 設立:2013年6月
- - 主な事業:デジタルおよびデータマーケティング事業
- - URL:https://www.cm-group.co.jp/