光ファイバ・SWR®次世代工場の建設に関するお知らせ
当社は2025年8月7日の取締役会において、光ファイバ及びSWR®を使用した次世代工場の建設を決定しました。この工場は、今後のデータセンタ市場における需要の増加に対応するための重要なステップとなります。
1. 取得の理由
我々の事業は、生成AIの普及に伴い、データセンタ市場からの需要が急増しています。特に、細径高密度を実現したSWR®およびWTC®による製品は、高い競争力を維持するために欠かせない要素です。今後の市場拡大を見越して、光ファイバとSWR®の製造能力を向上させることが緊急の課題となっています。
この投資では、母材、紡糸、SWR®の各工程に革新的な製造技術を導入する新規設備を整えることで、コスト競争力をさらに強化できる見込みです。これにより、当社は市場での立ち位置をより一層強固なものにする計画です。
2. 取得資産の内容
この次世代工場の詳細は次の通りです:
(1)所在地:千葉県佐倉市六崎1440
(2)資産の内容:工場建屋、生産設備など
(3)投資予定額:約450億円
(4)稼働開始予定:2029年度
これらの資産は、我が社の製品ラインナップを強化し、効率的な生産プロセスを実現するために不可欠です。
3. 今後の見通し
この工場建設の決定により、2026年3月期の連結業績予想には変更がありません。ただし、状況に応じて新たに開示が必要となる情報が発生した場合には、迅速に適時開示を行う予定です。
当社は、この投資を通じて、未来のデータセンタ市場でのさらなる発展を目指します。これからも、技術革新と市場動向に注目し、適切な戦略を構築していく所存です。
新規工場の設立がもたらす未来の可能性に、ぜひご期待ください!