東京オフィス市場の動向
2026-07-08 14:54:17

2026年6月末の東京オフィスマーケットが示す新たなトレンドとは

東京オフィスマーケット動向(2026年6月末)



三菱地所リアルエステートサービスが発表した2026年6月末の東京オフィスマーケットに関する調査は、非常に興味深い結果を示しています。このレポートでは、空室率や平均募集賃料といった重要な指標に加え、エリアごとの詳細な動向についても触れてみたいと思います。

概観:空室率と平均募集賃料


2026年6月末時点での主要7区の潜在空室率は2.33%で、前月からわずかに減少しました。この状況は、東京のオフィス市場が依然として健全な状態であることを示しています。特に、主要5区においては潜在空室率が2.00%、前月比で若干の上昇を見せています。

一方、平均募集賃料は主要7区で33,075円/坪と、前月より858円の増加を記録しました。この傾向は、高額なオフィススペースを求める需要が再び上昇していることを表していると解釈できます。

中央区の動向


特に注目すべきエリアは中央区で、八重洲・京橋・日本橋、さらには銀座エリアにおける高額物件の募集が影響し、ついに平均募集賃料が40,000円/坪を超えるという記録的な事態を迎えました。これは2009年の調査開始以来初めてのことです。このエリアの市場は、商業活動が活況を呈していることを示しており、引き続き企業の注目を集めることでしょう。

豊洲・晴海エリアの変化


豊洲・晴海エリアでは、500坪から1,000坪を超える大規模物件の成約が相次いでおり、その結果、潜在空室率も5.15%にまで減少しました。この改善は、地域のオフィス需要が高まっている証拠とも言え、将来的にも需要が期待できるエリアとして注目されます。

大型オフィス移転の傾向


また、都心7区におけるオフィス移転の面積帯を見ると、700坪以上のオフィス面積を求める傾向が強まっています。特に2026年には、1,000坪以上の大型移転が全体の約30%を占めており、企業の拡大傾向がうかがえます。この流れは、特に「学術研究、専門・技術サービス業」が目立つ結果となり、25.0%の割合を占めています。

まとめ


この調査を通じて、東京オフィスマーケットの動向は、企業のニーズや新たなビジネスモデルに応じて変化していることが分かります。空室率の改善と募集賃料の適正化は、今後のオフィス需要のインジケーターとなるでしょう。市場の変化を注視し、タイムリーなマーケットインサイトを提供することが、企業にとって非常に重要な戦略となるのではないでしょうか。

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会社情報

会社名
三菱地所リアルエステートサービス株式会社
住所
東京都千代田区大手町1-9-2 大手町フィナンシャルシティ グランキューブ11階
電話番号
03-3510-8011

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