マネーフォワードが提供する請求書カード払いサービスが100億円を突破

マネーフォワードが提案する新しい決済方法

概要

マネーフォワードケッサイ株式会社が展開する『マネーフォワード請求書カード払い』が、累計決済金額100億円を突破しました。このサービスは、特に中小企業にとって大きな助けとなるもので、請求書ベースの支払いをクレジットカードで行える点が特徴です。これにより、業務の効率化が図られ、キャッシュフローの改善にもつながります。

便利な支払い手段

『請求書カード払い』は、銀行振込が指定された請求書でも、クレジットカードを利用して支払いができるサービスです。企業においては、売り手側が通常の支払いフローを変えることなく、スムーズにカード決済が行えます。これにより、従来の煩雑な銀行振込手続きから解放され、迅速に取引を進めることが可能となります。

このサービスは、特に急成長中の業種や新興企業にとって、資金繰りを改善し、過剰な手数料を抑えられる大きなメリットを提供します。クレジットカードでの支払いにより、実質的な支出を引き延ばせるため、より多くの資金を事業の発展に回すことができます。

キャッシュレス決済の普及状況

現在、日本のキャッシュレス比率は39.3%にまで達し、そのうちの83.5%がクレジットカードによるものです。しかし、企業間の決済方法では銀行振込の割合が依然として高く、法人向けのクレジットカード利用は18.1%に過ぎません。そのため、企業間でもクレジットカードを利用したいというニーズは高まっており、今後の市場においては決済手段のバリエーションを広げる必要があります。

経済産業省も、企業間のキャッシュレス化を推進する方針を打ち出しており、その一環として『請求書カード払い』はその需要に応えるものと位置づけられます。法人向けクレジットカードの活用は、生産性の向上や業務効率化に寄与し、企業のデジタル化を推進します。