阿波銀行とCrewwの新たな挑戦
徳島県徳島市に本店を置く阿波銀行と、東京を拠点とするCreww株式会社は、地域経済の発展に寄与するための新しいオープンイノベーションプログラム『あわぎんアクセラレーター2025』を2025年8月12日から開始します。
このプログラムは、スタートアップ企業との協力を通じて地域社会の持続可能な発展を目指すものです。阿波銀行はこれまでにも地域の経済活動を支援する様々な取り組みを行ってきましたが、今回のプログラムは特に徳島のイノベーションエコシステムを構築することを目的としています。地域企業との連携を強化し、革新的な技術やサービスを生み出すことで、新しい事業を創造し、既存のビジネスを革新していく狙いです。
プログラムの概要
プログラムの参加には、国内外を問わずすべてのスタートアップ企業が対象となっており、業種も問いません。エントリー期間は2025年8月12日から8月29日までで、参加希望者はCrewwの専用ウェブサイトから申込みが可能です。
参加企業の詳細
今回のプログラムには、以下の2社が参加します。
設立から45年を誇るこの企業は、リフォーム業界での経験を生かし、「心地よい豊かな日常」の実現を目指しています。地域の問題解決に取り組む姿勢を持ち、「圧倒的な大自然」を活用したコンテンツ開発や、空き家の利活用支援サービス等、地域活性化のためのテーマを掲げています。
徳島市に本社を置き、建設機械や農業機械の販売・レンタルを手がけるこの企業は、防災イノベーションや耕作放棄地の問題解決に挑戦しています。多面的な事業展開により地域のニーズに応えることが求められています。
スタートアップの役割
本プログラムでは、スタートアップが持つ革新的なアイデアや技術を地域企業とともに組み合わせ、新たな成長を促します。スタートアップは複数の企業にエントリーすることも可能で、革新的な事業化を目指して、リソースを最大限に活用する機会を得られます。
成果発表の予定
約半年間にわたるプログラムの進行の後、2026年4月には成果を発表する予定です。この過程では、スタートアップと地域企業のマッチングや事業化の推進がオンラインで行われます。
Crewwは 2012年に設立され、国内最大級のオープンイノベーションプラットフォームを運営しています。このプログラムを通じて、地域とスタートアップの力が結集し、新たな経済圏の創出となることが期待されています。
この取り組みは、地域に根付いた事業の発展を促進するだけでなく、スタートアップにも成長の機会を提供します。阿波銀行とCrewwの連携により、徳島の地域経済はさらなる進化を遂げることでしょう。