リーナーとトラスコ協業
2025-09-10 12:08:43

リーナーとトラスコ中山、パンチアウト連携で購買業務のデジタル化を加速

リーナーとトラスコ中山、業務効率化の新たな一歩



株式会社Leaner Technologies(リーナー)は、トラスコ中山株式会社とのパンチアウト連携を発表し、企業の購買業務におけるデジタル化を一層推進するとともに、効率化を図る新たな取り組みを開始しました。本記事では、この連携の背景や目的、各社のコメントを通じて、調達業務の未来を展望します。

企業の購買業務が抱える課題


多くの企業が直面する間接材の購買業務は、非効率化や不透明性が大きな問題となっています。具体的には、部署ごとに行われる購買によって、全社的な実態が把握しきれずに同じ商品であっても価格にばらつきが生じ、さらにはコスト削減の機会を逃すことにも繋がります。また、従来の申請書や見積書のやり取りが煩雑で、ミスが生じやすく、業務の効率を低下させている実情があります。

このような課題を解決するためにリーナーは、複数のECサイトを横断し、購買プロセスからデータ蓄積までを一元管理できる「リーナー購買」というプラットフォームを提供しています。これにより購買業務を簡素化し、企業の調達力を最大化することを目指しています。

トラスコ中山の役割


一方、トラスコ中山株式会社は、工場用副資材を網羅する約400万アイテムを掲載した商品検索サイト「トラスコ オレンジブック.Com」を運営しています。全国28か所にある物流センターには、なじみ深い61万アイテムの在庫を保持し、独自の物流ネットワークを構築しています。この強力な基盤が、モノづくり現場の資材調達における利便性を大いに向上させています。

今回のパンチアウト連携によって、「リーナー購買」を利用する企業は、トラスコ中山が提供する膨大な商品情報をシステム内で迅速に検索し、発注を行えるようになります。このシステム化によって、非効率な手作業が減少し、よりスムーズなビジネスプロセスが実現される見込みです。リーナーとトラスコ中山の協力により、調達業務の生産性向上が期待されています。

各社のビジョン


リーナーの代表取締役社長、大平裕介氏は、「トラスコ中山と連携できることを非常に嬉しく思います。この協力を通じて、日本の課題である調達のDX推進に取り組んで参ります」と述べており、両社の専門性を結集して多くの企業の調達業務を支援していく姿勢を示しています。

トラスコ中山の上席執行役員、営業本部長の山本雅史氏も、「私たちは常にお客様目線で独自のサービスを提供し続け、調達課題の解決に貢献していきます。この連携によって新たな企業様にサービスを届けることができることを期待しています」と強調し、顧客ニーズに応え続ける決意を表明しています。

まとめ


今回のリーナーとトラスコ中山のパンチアウト連携は、企業の購買業務が抱える多くの課題を解決し、業務をデジタル化するための重要なステップです。顧客目線に立ったサービス提供を誇る両社の協業により、今後の調達業務がどのように進化していくのかが注目されます。これからも、より多くの企業のDX推進を支援する施策が期待されています。


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会社情報

会社名
株式会社Leaner Technologies
住所
東京都品川区西五反田7丁目23-1 第3TOCビル 9F
電話番号
03-4500-8520

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