介護の未来を切り開く!高橋まちゃぴろ自叙伝の創刊と講演会
介護業界の重要な課題である人材不足を解消すべく、株式会社晃希の代表、高橋将弘(通称:高橋まちゃぴろ)の自叙伝『介護兄弟』の出版を記念した講演会が、2025年7月21日、東京の大手町で開催されます。この講演会には、YouTube講演家として著名な鴨頭嘉人氏が参加し、介護人材不足に対する新しい情報発信の手法について語ります。
日本の高齢化と介護人材不足の現状
日本は急速な高齢化が進んでおり、それに伴い介護職の人材不足が深刻化しています。厚生労働省は「介護のしごと魅力発信等事業」といった施策を展開していますが、その情報発信は業界内にとどまっているのが実情です。一般の方々に情報が届かず、介護職の魅力が適切に伝わっていないのが問題です。
高橋代表は、介護職におけるポジティブな魅力を感じ、自身の経験を通じて発信力を高めることを決意しました。彼は現在、3つの介護施設を運営し、8つの介護事業所を経営する傍ら、介護業界の研修講師としても知られています。日常の業務に忙殺されながらも、YouTubeを通じて介護の魅力を発信し、3.9万人以上の登録者を持つ介護系YouTuberとして活躍しています。
講演会の内容と意図
今回の講演会では、高橋代表の経験をもとに介護職の魅力や、どのように情報を発信していくべきかについての具体的な方法が示されます。また、鴨頭氏も自身の知見を交え、効果的な発信方法を講演します。
このイベントは単なる出版記念ではなく、介護業界全体を変革するきっかけとなることを期待されています。一般の方々にも魅力を伝え、介護職を「憧れの職業」としての地位を確立し、人材不足の解消に貢献することが目標です。
講演者の紹介:高橋将弘の経歴
高橋代表は、青年時代にさまざまな苦難を経験しました。高校を5年在籍し、2度の離婚や500万円の借金、さらには自己破産を経験。その後、20歳で日雇い労働者の道を歩んでいましたが、介護職との出会いを通じて「世のため人のため」の仕事の意義を見出しました。特に認知症のおばあちゃんからの「ありがとね」という言葉は、彼にとっての大きな転機となりました。
さらに、弟を白血病で失った悲しみを背負いつつ、2017年には弟の名前を冠した株式会社晃希を設立し、介護事業への情熱を持ち続けています。無責任な噂や偏見がはびこる介護業界において、現実の魅力を伝え、人材不足問題の解決へ向けた発信力の重要性が高まっています。
イベント詳細
- - 名称:高橋まちゃぴろ&鴨頭嘉人講演会
- - 会場:大手町プレイスホール&カンファレンスホールA(東京都千代田区)
- - 開催日時:2025年7月21日(月・祝)14:00開始 (13:00開場予定)
- - 内容:第1部:高橋まちゃぴろ講演、第2部:鴨頭嘉人氏講演、第3部:対談
この講演会が多くの人々に介護業界の実態を知ってもらい、介護職の未来を明るくする一助となることを願っています。高橋代表は、この取り組みを通じてさらに多くの人材を引き寄せ、「介護職の力」を世間に広める活動を続けていく予定です。今後の展開に注目です!