デュアルライフのすすめ
2022-03-07 14:39:23

デュアルライフ東北・新潟:新しい働き方と生活スタイルへの提言

デュアルライフ東北・新潟:新しい働き方と生活スタイルへの提言



2023年に開催された「デュアルライフ東北・新潟」キックオフイベントは、東北経済連合会と東北6県・新潟県が協力し、地域の新たな生活様式と働き方に関する重要な議論の場となりました。本イベントは、近年広がりを見せているデュアルライフの趨勢と、それに伴う働き方の変化に焦点を当てています。

デュアルライフの広がり



まず、イベント第一部の「デュアルライフセミナー」では、株式会社パソナ東北創生の戸塚絵梨子氏と林光人氏が登壇し、デュアルライフについての具体例やその影響を語りました。近年このライフスタイルが広がる背景には、テクノロジーの進化、政府の政策推進、そして新型コロナウイルスによるリモートワークの普及など、大きく三つの要因が挙げられます。

特に注目すべきは、デュアルライフを実践する世代が20代から30代の若い労働人口に多いことです。これは、シニア層だけでなく、現役世代の多様な働き方へのニーズが高まっていることを示しています。しかし、デュアルライフを実現するためには、時間とお金という二つの大きなハードルとも向き合う必要があります。

デュアルライフのメリット



デュアルライフのメリットとしては、多様な価値観に触れることで自己実現や心の豊かさが得られる点が挙げられます。逆に、日常生活のコスト削減や効率的な時間の使い方についても考えなければなりません。例えば、東京から釜石市への移動時間を有意義に活用することがカギとなります。

また、林氏は副業の重要性についても触れました。彼の地元である釜石市では、地域の企業のSNS運用を手伝ったり、観光業の支援をするための副業が増えているという事例も紹介されました。はたらき方が多様化する中で、地域貢献を通じて自身のキャリアを豊かにする途が開かれています。

参加者のリアルな体験



第二部では、LINE株式会社の小向洋誌氏と株式会社ベストインクラスプロデューサーズの伊藤美希子氏が、実際にデュアルライフを体験した感想を交えながら、どう地域と関わりながら生活しているかを語りました。小向氏は、移動の際の時間をどのように有意義に使っているのか、またその間に感じる地域の魅力について話しました。

一方、伊藤氏は東京都と住田町との距離を生かしつつ、ボランティア活動を通じて地域に根ざした生活がいかに素晴らしいものであるかを強調しました。彼女は、徳島県住田町での生活を通じて、地域の人々との交流や自然との関わりが自身に与える影響について熱く語りました。

まとめ



イベントの最後には、東北経済連合会の副会長、阿部聡氏が登壇し、東北・新潟の地域経済や子育て支援の重要性に言及しました。今後もこの取り組みを通じて、より多くの人々が東北・新潟でのデュアルライフを検討し、地域活性化に繋がることを願います。

デュアルライフを選ぶことで、多様な生活と働き方を楽しむチャンスが広がります。興味のある方は、ぜひ挑戦してみてはいかがでしょうか。これからのライフスタイルを見直し、新たな出発を迎えるための一歩を踏み出しましょう。詳細はこちらでご確認いただけます。

会社情報

会社名
一般社団法人 東北経済連合会
住所
宮城県仙台市青葉区中央2-9-10セントレ東北11階
電話番号

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