商談解析AI JamRollがkintone連携機能を新たにリリース

商談解析AI JamRoll、kintoneとの連携機能を導入

株式会社Poetics（本社：東京都渋谷区、代表取締役：山崎はずむ）は、自社の商談解析AI「JamRoll」に新機能を追加し、サイボウズが提供するクラウドサービス「kintone」との連携機能をリリースしました。商談解析AI JamRollは、企業が商談や会議をより効果的に分析し活用するためのツールです。

新機能の特徴は、商談や会議の際の会話データを自動でkintoneに連携させることです。これにより、JamRollで記録された対面商談、オンライン商談、IP電話等の会話データが、kintone内の専用アプリへと転送されます。ユーザーは、これによって営業部門の活動を一層効率化し、効果的にデータを活用できるようになります。

kintone連携機能の具体的内容

新たにリリースされたkintone連携機能では、商談や会議のさまざまなデータが自動的に出力されます。具体には、日時、会議のタイトル、参加者情報、会議内容の要約、文字起こしの結果、JamRollの録画録音ページのURL、および閲覧権限などです。この機能により、営業チームは過去のデータを容易に参照でき、成果を測定しやすくなります。

また、kintone内で他のアプリとも連携を図ることで、顧客管理や案件管理においても会話データの利活用が進められます。JamRollのデータを元に、営業戦略の立案や改善が容易に行えるのです。

あらゆるコミュニケーションに対応

この機能は、対面商談やオンライン商談のみならず、IP電話でのやり取りでも利用でき、様々な場面で生まれた会話データを取り込むことが可能です。これにより、企業は顧客とのコミュニケーションを一元管理し、より正確なデータに基づく戦略を立てることができます。

JamRollがもたらす商談環境の変革

kintoneをCRMとして利用している企業にとって、JamRollは特に価値が高いツールと言えるでしょう。商談時のデータを蓄積し、分析することにより、ブラックボックス化していた商談が可視化され、過去の会話を踏まえた戦略的営業が実現されます。このデータドリブンなアプローチにより、企業は競争力を持った営業活動を行えるようになります。また、営業部門だけではなく、マーケティングやカスタマーサクセス部門との情報共有も円滑に行われ、部門間の連携も一層強まります。

JamRollのさらなる可能性

商談解析AI JamRollは、企業が商談の際のデータをより効果的に管理し、分析することを目指しています。電話やオンライン、オフラインを問わず、さまざまな商談をプラットフォームに依存せずに記録し、文字起こしや要約を行うことが可能です。JamRollを導入することで、顧客の情報と案件情報を結びつけ、精度の高いビジネス戦略を実現できるようになるのです。

今後、株式会社Poeticsは、商談解析AIにさらなる機能を追加し、企業の営業活動を支援する取り組みを続けていくことでしょう。

企業概要

株式会社Poeticsは、「共感で声を響かせる」をミッションに掲げ、科学と人文を融合させた音声・言語解析AIの開発を手掛けるスタートアップです。「JamRoll」や日本語に特化したリアルタイム音声認識API「Poetics Speech API」を提供し、技術力は高く評価されています。過去にはAWS Generative AI AcceleratorやGoogle Launchpad Acceleratorに採択され、経済産業省のJ-Startup認定を受けています。さらに、B Dash Camp 2023 Spring Sapporoでのピッチコンテストで優勝し、東洋経済『すごいベンチャー100』にも選出されました。