インフラエンジニア育成の新たな一歩
大阪市に本社を置くクラウドおよびサーバー事業を展開する株式会社ビヨンドが、オンライン学習プラットフォームUdemyにおいて、トラブルシューティングに特化した実践的なインフラエンジニア向けの教材を公開しました。この講座は、障害対応に関する実践的なスキルを習得できる貴重な機会を提供します。
インフラエンジニアの現状と課題
インフラエンジニアは、IT業界において開発エンジニアに比べて少ない割合を占めています。多くの人がインフラエンジニアの仕事内容を理解していないため、職業としての認知度も低いという現状があります。さらに、サーバー運用はマニュアルに頼ることが多く、オペレーター業務として扱われがちですが、実際には多様な対応が求められ、特に一部のエンジニアに負担がかかっているのが課題です。
ビヨンドも、創業以来インフラ業務に取り組んできた企業として、技術力やノウハウを磨いてきました。今後は、たくさんの方々にインフラエンジニアとしてのやりがいを感じていただき、興味を持ってもらうための取り組みを進めていきます。
Udemyが提供する講座の内容
Udemyでは、様々な講座が提供されていますが、特にインフラエンジニア向けの教材は、学習や資格取得を目的とした内容が多いのが特徴です。しかし、実際の運用業務に役立つ障害対応に特化した教材は少なく、ビヨンドはこのギャップを埋めるために講座を企画しました。
運用業務の価値を感じてもらうためには、「ユーザーが快適にサービスを利用できる」ことが大切です。この考えに基づき、障害対応を中心にした実践的な講座を通じて、受講者がより職場でのスキル向上を目指せる内容となっています。
講座内容の詳細
現在、AWS(Amazon Web Services)の利用が広がりを見せる中、インフラエンジニアにとってAWS上でのサービス理解やスキル習得は不可欠となっています。今回の講座では、これからIT業界に挑戦しようとしている未経験者や、既に現役で活躍しているエンジニアがスキルを向上させたい方を対象に、AWSの主要サービスの設定や障害時の解決方法を現場目線で詳しく解説します。
受講者は、実務に近い形での学習を通じて、サーバー運用業務に対する理解を深め、具体的なイメージを得られるようになります。特に「実戦で使える知識が身につく」や「Linuxサーバー障害対応入門講座」というテーマで設定された複雑な内容も扱い、実務に即したスキルを短期間で習得できるような構成になっています。
- Udemy講座詳細リンク -
SNSでの情報発信
ビヨンドはUdemyでのコンテンツ提供にとどまらず、インフラエンジニアへの理解を深めるための情報発信として、「ねずみさん家。のインフラエンジニア道場」という名称でSNSでの活動も開始しました。YouTubeでは毎週金曜日にロング動画、毎週水曜日と土曜日にはショート動画を配信中で、様々な情報を発信しています。
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このように、ビヨンドはインフラエンジニアの職業の魅力を広めるための多様な取り組みを進めており、今後の活動にも注目です。