本坊酒造の金賞ワイン
2025-05-23 15:30:46

鹿児島の本坊酒造、インターナショナル ワインコンペで金賞受賞

2025年IWSCで輝く鹿児島のワイン



日本のワインシーンで注目を浴びている本坊酒造が、イギリス・ロンドンで開催された「インターナショナル ワイン&スピリッツ コンペティション(IWSC)2025」において、金賞を受賞しました。受賞したのは、マルス穂坂ワイナリーが醸造した「シャトーマルス 穂坂三之蔵ルージュ 2020」です。この受賞は、本坊酒造の品質に賭ける姿勢と情熱の証と言えるでしょう。

シャトーマルス 穂坂三之蔵ルージュ 2020の特長



このワインは、鮮やかな黒い果実やクランベリーの香り、さらには甘美なバニラのブーケが特徴です。洗練された樽の風味がその魅力を引き立て、口に含むと濃厚なカシスとスパイシーな要素が調和します。ドライハーブやユーカリのニュアンスも感じられ、シルキーなタンニンが溶け込んで長い余韻を楽しませてくれます。その評価は95点という高評価です。ワインは750mlボトルで、税込4,189円という参考小売価格です。

他の受賞ワイン



本坊酒造のワインが2つの銀賞も受賞しました。まずは「シャトーマルス 穂坂日之城キャトル・ルージュ 2022」で、得点は92点。深いダークフルーツの香りがバニラや樽の特徴と絡み合っています。また、トロピカルなフルーツと甘い樽、タバコの葉が一体となって、複雑で豊かな味わいを感じさせます。こちらも750mlボトルで、参考小売価格は6,380円です。

さらに、もう一つの銀賞は「シャトーマルス 穂坂日之城シラー 2022」でした。得点は91点であり、バニラ、ナツメグ、クローヴの香りがドライ・レッドフルーツとカシスの鮮やかさへと続きます。果実味と樽の風味が見事に溶け合い、優雅な複雑さが楽しめます。

マルス穂坂ワイナリーの背景



本坊酒造は1960年に山梨県に最初のワイナリーを設立し、その後鹿児島に本社を移した後、2017年には新しくマルス穂坂ワイナリーを開設しました。このワイナリーは、県内屈指の高品質な醸造用葡萄の産地であり、地元の風土を活用した独自のワインづくりに挑戦しています。

IWSCとは



インターナショナル ワイン&スピリッツ コンペティションは、1969年に設立された世界的に権威のあるアルコール飲料の品質競技会です。毎年多くの国から参加者が集まり、ブラインド・テイスティングや化学的な分析を通じて品質の優れた製品を選出しています。本年度は56回目を迎え、業界のトレンドや技術の向上が求められる中、受賞したワインはまさにその代表です。

本坊酒造のワインは今後もその品質向上に努め、国内外のワイン愛好者や専門家に愛され続けることでしょう。高評価を得た今後の新作にも期待が高まります。


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会社情報

会社名
本坊酒造株式会社
住所
鹿児島県鹿児島市南栄3丁目27番地
電話番号
099-210-1210

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