アジア経済の展望
2021-09-09 10:00:06

コロナ後のアジア経済回復の鍵とタイの投資政策を探る

アジア新時代ビジネスの展望



一般財団法人企業共済協会は、9月初旬より新たな調査報告書『アジア新時代ビジネスの展望ダウンロード版』を公開することを発表しました。この報告書は、アジアにおけるビジネス環境と特にコロナウイルスの影響による経済不況の脱却を考察する内容となっています。

背景


バブル崩壊後、長い時間を経た日本経済は、いまだその影響から完全には脱却できておらず、特にコロナによる影響で景気の回復がさらに遅れています。IMFも懸念する格差の広がりを受け、企業共済協会はアジア市場におけるビジネスチャンスに着目しました。特に、成長著しい東南アジア市場での投資やビジネスの可能性を探ることが、今後の経済回復の鍵と考えています。

タイに焦点を当てた新章


本報告書では、「東南アジアの優等生」と称されるタイにスポットを当て、政府が推進する投資政策とその経済再生のロードマップについて詳述します。具体的には、タイがどのようにアジア市場の中で日本企業にとっての活躍の場となり得るのか、また、アフターコロナの世界でどのように海外投資を進めるべきかを解説します。

報告書には、前章同様に2人の著名なコメンテーターが参加し、視聴者の皆様と共に深い考察をする動画もYouTubeで公開します。この動画では、国士舘大学の助川成也教授と在京タイ王国大使館のバウォン・サッタヤウティポン公使参事官が、タイと日本のかかわりについての洞察や、アジアビジネスの未来について熱く語ります。進行役の佐々木しほさんとの軽快な対話も見どころです。

日本とタイの歴史的関わり


1985年のプラザ合意以降、日本の企業はタイに進出し、日系企業は現在5900社を超えています。この背景には、円高による生産地の見直しがあり、タイが汎用品の生産地としての地位を確立した結果です。この報告書は、その過去の経験と現在の投資政策の分析を通じて、今後のビジネス展望を描きます。

結論


企業共済協会は、調査研究を通じて中小企業の健全な発展を支援し続け、アジア市場での経済活動を促進することを目指しています。この新たな報告書から、多くの企業が自らのビジネス戦略を見直し、アジア市場への投資を加速させるきっかけになることを期待しています。

調査報告書『アジア新時代ビジネスの展望』(PDFダウンロードリンク): こちらをクリック
今後も企業共済協会の取り組みに注目していきましょう。

会社情報

会社名
一般財団法人企業共済協会
住所
虎ノ門3-1-10第2虎ノ門電気ビル7階
電話番号
03-3459-4878

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