兵庫ヤクルト販売株式会社、通称兵庫ヤクルトがこのたび兵庫県より「令和7年度兵庫県社会賞」を授与されました。この賞は、地域における社会奉仕活動や文化活動を通じて、明るく豊かな社会の実現に寄与した個人や団体を称えるものであり、長年にわたって地域福祉への貢献を行ってきた同社の取り組みが高く評価されました。
兵庫ヤクルトが行っている「福祉ヤクルト」活動は、地域の方々と協力しながら、ヤクルト製品の売上を通じて得た収益の一部を福祉団体へ寄付するというもの。この活動は1979年に始まり、現在までに訪問介護用自動車の寄贈を含めた様々な形で地域貢献を続けています。特に、近年では福祉用具の寄贈や、訪問介護用自動車の提供により、兵庫県内の社会福祉協議会への支援を行い、地域の皆さまの生活向上に寄与しています。
「令和7年度 兵庫県文化賞・科学賞・社会賞・芸術奨励賞 贈呈式」は11月13日にラッセホールにて開催され、兵庫ヤクルトの代表取締役社長、阿部恭大氏が登壇し、表彰状を受け取る瞬間がありました。阿部社長は受賞に際し、「この受賞は、福祉ヤクルト活動に尽力してくださる地域の皆さまや、日々地域に寄り添うヤクルトレディ、社員の努力の賜物です」と述べ、地域への感謝の意を表明しました。
福祉ヤクルトの活動は、毎年12月に実施され、これまでに29台の訪問介護用自動車を寄贈しています。自動車はボランティア活動や病院の送迎など、地域の様々な支援に活用されており、住民の生活に大きな影響を与えています。地域の福祉向上に貢献する取り組みとして多くの方に親しまれ、支えられています。
具体的な寄贈先としては、神戸市、西脇市、加古川市などがあり、寄贈された自動車はすでに多くの場面で活用されています。期間ごとに異なる地域のニーズに応じて寄贈先を選定しており、兵庫ヤクルトは地域の特性を考慮した効果的な福祉支援を心がけています。
これからも、兵庫ヤクルトは「地域を一番大切にする会社」として、さらなる地域貢献活動に努めてまいります。今回の受賞は、新たなスタートとし、今後とも誰一人取り残されることのない、明るく豊かな地域社会を目指して、一歩一歩着実に進んでいく所存です。福祉ヤクルトを通じて、兵庫の皆さまの健康で幸せな生活を支え続けます。地域への愛と感謝の気持ちを胸に、これからも力強く活動を続けてまいります。