株式会社CBMでの『すごい会議』導入事例
株式会社ピグマが展開する会議ファシリテーションサービス『すごい会議』。これは、企業内のコミュニケーションを活性化し、実効性のある経営計画を議論するための手法です。今回は、このサービスを導入した株式会社CBMの成功事例を掘り下げていきます。
導入の背景と課題
株式会社CBMは、オフィスバスターズグループに属し、什器の買取や再生、内装工事などを手掛けています。これまでは、トップダウン型の意思決定が色濃く、現場職員の声が経営に反映されることが少なかったため、経営陣と現場の認識に隔たりが生じ、不満の声が上がることが多くありました。
そうした中、親会社であるオフィスバスターズが『すごい会議』を導入し、社内のコミュニケーションが改善された成功事例を踏まえ、CBMでも同様にこの手法を取り入れることに決定しました。これは、信頼できる基盤のもと、経営者と現場職員の双方が意見を交わせる場を提供する必要性から生まれたものです。
導入プロセス
『すごい会議』の導入に際し、株式会社ピグマの代表でありファシリテーターの太田智文が会議に参加し、計4回にわたってコーチングを行いました。初回の会議では、現場の意見を自由に発言できる環境を整えることに着目し、参加者が気軽に意見を述べ合う風土を形成しました。また、会議の開始時に期待する成果を明確にし、話題が本質から逸れないよう工夫が凝らされました。
意見を紙に書き出し発表する過程も重要な要素で、このプロセスを経ることで各人のコミットメントが高まり、会議に対する参加意欲も向上しました。
成果と変化
このような取り組みにより、参加者は自らの意見を言いやすくなり、全員が経営に関与する実感を持つことができました。結果として、現場の視点が反映された具体的な経営計画が形成され、全社員の当事者意識が向上したことにより、一体感のある組織づくりが進んだのです。
クライアントの声
株式会社CBMの代表取締役熊谷寿様はこう述べています。「『すごい会議』の満足度は10点満点。実際には15点でも足りないくらいです(笑)。会社の方向転換が必要だったタイミングで、この仕組みがあったおかげで組織全体が同じ方向に向かい、モチベーションを高めるきっかけが生まれました。これがなければ、2025年のスタートダッシュが難しかったでしょう。」
『すごい会議』の概要
『すごい会議』は、生産性の低い会議、育成が進まない人材、意図が伝わらないといった問題を抱える企業に向けた効果的な会議運営手法です。月に一回程度、プロフェッショナルなマネジメントコーチが関与し、最適な会議を設計し続けます。これは、ハワード・ゴールドマン氏によって1975年に開発された手法であり、日本国内でも1500社以上の企業が採用しています。
会社概要
- - 会社名:株式会社ピグマ
- - 所在地:東京都新宿区西新宿1丁目26-2新宿野村ビル32階
- - 代表者:太田智文
- - 会社HP:ピグマ公式サイト
このように『すごい会議』は、経営と現場の調和を図り、効果的なマネジメントを実現するための優れたツールです。今後も更なる成功事例が楽しみです。