料理レシピ本大賞2024で『やる気1％ごはん』が連続受賞！注目のレシピ本が多数登場

料理レシピ本大賞2024が盛況のうちに幕を閉じる

2024年、料理レシピ本大賞が第11回を迎え、今年も多彩な作品がエントリーし、その中から厳選された受賞者が発表されました。特に注目を集めたのが料理部門の大賞を受賞した『弁当にも使えるやる気1％ごはん作りおき』で、著者のまるみキッチンさんは、昨年に続いて2年連続の受賞を果たしました。

受賞の背景

大賞を受賞したまるみキッチンさんは、家庭でも取り入れやすいレシピを提案しており、忙しい現代人の食生活に寄り添った作り置き料理をテーマにした本が評価されました。また、準大賞にはリュウジ氏の『リュウジ式悪魔のレシピ2』が輝き、こちらもSNSでの人気を背景に選ばれたようです。

賞の概要と選考プロセス

今回の大賞は、45社から112点の応募があり、208名の書店選考委員および12名の特別選考委員によって選考されました。このプロセスからは、料理部門やお菓子部門、さらにこどもの本やエッセイ賞といった多様なジャンル賞が展開され、バラエティ豊かな受賞作品が生まれました。

売れ筋レシピ本の現状

今年の受賞作品の多くは、SNSで活躍するインフルエンサーによるもので、特にコロナ禍に於いて家庭での料理需要が高まったことが影響しているとされています。手軽に美味しい料理を楽しみたいという読者のニーズに応える形で、SNSでのレシピ紹介が広がりを見せたことが、書籍化の流れを加速させました。

例えば、『ニチレイフーズの広報さんに教わる食材の冷凍、これが正解です！』や『23時のおつまみ研究所』など、簡単で実用的なレシピ本が受賞され、多くの読者に支持されています。

各部門の受賞作品

料理部門

- 大賞: 『弁当にも使えるやる気1％ごはん作りおき』まるみキッチン著（KADOKAWA）
- 準大賞: 『リュウジ式悪魔のレシピ2』リュウジ著（ライツ社）

お菓子部門

- 大賞: 『常識やぶりのアイデアおやつ』syun cooking著（大和書房）
- 準大賞: 『体にいいおやつ』ねぎちゃん著（Gakken）

ジャンル賞

- こどもの本賞: 『とびきりおいしいおうちごはん』野村友里著（小学館クリエイティブ）

今後の展望

全国の書店では、受賞作品をクローズアップしたフェアが開催されるため、料理好きな方々はぜひ足を運んでみてはいかがでしょうか。SNSやエッセイを通じて、今後も料理本の魅力を発信し続けていくことでしょう。料理レシピ本大賞の公式サイトや、noteとのコラボ企画も要注目です。ここから新たなトレンドが生まれるかもしれません。